不審者の正体は  現役住職のユニット 名説法の真髄

本日も残暑が厳しい。


午後7時頃、降雨少々。



FBを見ると中舞鶴方面は先が見えないほどの大雨とのこと。
今年は降雨が局地化しているといろんな方から聞いた。





昼過ぎに外仕事少々。



これから2カ月のテーマは薪作り。


6、7月に薪を作る予定だったのだが、突発事態により薪作りができなかった。



というわけで冬になる前に慌てての薪作りである。



境内を見回っては枯れ木や倒木を探す。



駐車場を廻って、隣にある霊園に行こうとすると霊園の付近で不審な物音。



念の為、見回っておこうと霊園に行くが誰も居ない…



ややあって…


大きな物音と共に…


突然、霊園の横の川から大きな鹿が飛び出してきて、山へ駆けこんで行った!



護岸工事をされているので川底までは2メートル近い。



近づかないと川底に何がいるか分からないのだが、いきなりの鹿にはびっくりである。




かなり大きな鹿で斑の白い毛が印象に残った。



状況から考えると川の水を飲んでいたのだろうが…



まだ午後2時半…



野生生物が徘徊するには早すぎるのでは…



と思ったのだが、妻にそのことを話すと、普段は人の行かない場所なのでいつもやって来ているのでではないかとのこと。



鹿が突発的に現れたのではなく、いつものように水を飲みに来て私に出逢ったということかもしれない。



不審者は私だったかも…というのがオチである。







お坊さん専門誌「寺門興隆」が届く。




最初のページにスゴいタイトルが…



「読経ミュージックで脚光の住職ユニット」



写真は覆面ヘルメットに僧衣というものすごいお姿…



宗派は浄土真宗とのこと。



グループ名は…




「Tariki Echo」



…他力回向…(笑)



なんてナイスなネーミングでせう。



お約束でYoutubeを検索すると…



※【関連記事】 http://japan.digitaldj-network.com/archives/51979106.html



そういえば、かって「シャクソンファイブ」というお坊さんのグループがあったがどうなっただろうか(笑)




節談説教七十年 (1985年)

節談説教七十年 (1985年)



もうひとつ眼についた記事は浄土真宗の節談説教の名手であった祖父江省念師の孫にあたる祖父江佳乃さんが女性初の節談説教師になられたという記事。



説談説教は仏教の教義や故事をドラマチックに語るもので仏教の布教に大きな推進力となったと考えられる。日本の話芸にも大きな影響を与えた。



天台宗で発展の基礎が固められ、特に浄土真宗で大きく発展した。



雪国の寒い本堂で多くの門徒さんが一堂に会して聞き入り、笑い、泣きしている姿が眼に浮かぶようである。




特に娯楽の少なかった時代にはこうした娯楽と宗教の融合が多くの人々の心を慰め、また元気づけたに違いない。



その節談説法の名手とされたのが祖父江省念師である。



お約束でYoutubeを検索すると…やっぱりありました。



本当にいいお声!


良く響き、沁み渡るようです。


何でも師匠に「川に向かって説教せよ」と命じられ、40日あまり声を枯らし、喉から流血して鍛練したところ新しい声を得たという。



それにしてもこの動画見ていると、説教を聞きながら、「南無阿弥陀仏」と唱える声が聞こえる。



ザ・真宗



ちょっと感動しました…




浄土門妙好人については下記の本をお勧めします。



生きている念仏

生きている念仏





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