コンポスト消失事件 “赤い彗星”と昼食を 釈迦族はなぜ滅んだか
台所の野菜くずをコンポストに捨てに行ったら…
コンポスト(高さ1メートル直径70センチ)が無くなっていて眼が点になった。
コンポストのあったあたりには無数の動物の足跡と掘り返した痕跡が。
振り返るとはるか遠くにコンポストが転がっていた…
イノシシがコンポストを鼻で弾き飛ばして、溜まってた何カ月分もの台所の残滓を食べたということらしい。
生ゴミは栄養豊富で土にかえすと真っ黒の良い土になるので、コンポストの中味が溜まってゆくのが楽しみだったのだが、ちょっとがっかりである。
生ゴミを食べられてがっかりするくらいなので、作物を作っても作っても動物に食べられてしまう農家の方々の悲しみや怒りはいかばかりかと思う。
毎晩のように鹿の鳴き声や気配を聞く。イノシシも毎晩のように出没…動物達はどんどん人間の居住圏にふつうの感覚で出入りしているらしい。
【箸なんていらんのです。あんなもの飾りです。エライ人にはそれが分からんのです!】
SNSでお付き合い頂いているお方が「赤い彗星」なるタンメンを食されたとのことで、それに刺激を受けて、お昼の食べた中華三昧『四川味噌味』を赤い彗星風に…したかった…という点を御斟酌頂ければ幸いでございます。
BGMはやっぱり…名曲!!
- 作者: 木津無庵
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仏教の開祖はお釈迦様と呼ばれることが多いが、その出自である部族の名前である。
仏典には釈迦族滅亡の様子が描かれていて興味深い。
釈迦族は大変誇り高い一族であり、またお釈迦様という偉大な聖人を輩出したことでその教化を大いに受けていたようである。そして殺生をしないというということを是としていた。
釈迦族は大変弓術に優れていたが、殺生を禁じていたために、敵国が攻撃してきても決して相手の命を奪わずに急所を外して射た。
また一族のサーマという若者が獅子奮迅の戦闘で相手をなぎ倒し、一旦は敵国の王を敗走させたが一族の長老はこれを知って叱責し、殺生を戒め、この若者を放逐してしまったという。
釈迦族に深い怨恨を抱く敵国はとうとう釈迦族の居城に攻め込み、釈迦族の大半を虐殺し、釈迦族は滅亡したとされる。
弓術を以って撃退することも、武勇によって撃退することも可能だったが、自らその可能性を封じてしまったということをどう考えたら良いのだろうか。
教えを守って滅びるのか、それとも一族の危急の際は教えを放擲しても戦うという選択をすべきなのか。
ひとつの集団が滅びるということはその集団がしかるべき因縁を作っていたことを意味する。
釈迦族は貴種であったが大変に自尊心が強く、高慢であったも言われる。
それゆえに隣国の恨みをかって滅亡し、釈迦族を滅ぼした隣国もまた滅亡したとされる。
おそらく釈迦族のこの高慢な心が一族滅亡の危機を招いたのだろう。
因果によって定まるのは故人の運命だけでなく、国家や民族の興亡もその因果の定めによる。
因果の真の姿を知るには深い智慧が必要だが、少なくとも凡夫は歴史に深く学び、反省と研鑽を積む以外にない。そして日本もまた大いなる危機の渦中にある。
毎回感じることですが…
話の内容がバラバラ支離滅裂です…
御容赦下さいませ。合掌
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