シャア専用オーリス 法縁不思議なり 御先祖様ありがとう
昨日の朝のことです。
娘「お父さん」
父「ハイ」
娘「あのね」
父「ハイ」
娘「ナムナム(←お参りのこと)行くときにね」
父「ハイ」
娘「どうして黒い服ばかり着るの?赤とか、オレンジとか着たら綺麗でしょ!」
父「…」
赤い改良服なんかきたらそれこそ「赤い彗星」と呼ばれてしまう…
読経のスピードが3倍早いとか。
とりあえず…
「黒もとっても綺麗で大事な色なんだよ」
と説明しておきました。
だが…
エンブレムでかすぎだろう(苦笑)
せめてトヨタの技術を集めてモノアイ型ヘッドライトくらい開発してほしかった。
ブレードアンテナ標準装備とか…
ヒートホーク型脱出用ハンマーとか…
車の速度が3倍にならないのは仕方がないが、“3倍ネタ”になるものがなんにもない…
あんまり欲しくないぞ…残念。
先日、長年、お付き合いを頂いている禅宗の修行僧の方が舞鶴に来られた。
福井県にある禅寺で2週間の厳しい座禅修行に望まれる途次、この地に寄ってくださった。
福井のお寺まで車で送っていこうとしたら
「御住職に御紹介したいので改良服で来ていただけますか」
と言われた。
先方の御住職は本山で座禅指導に名を馳せた高名な方とのこと。
ちょっとビビりますよね…
緊張しながら先方のお寺にいくと、御住職は法務のために御留守。
本堂の客間で残暑の蝉の声を聞きながら、仏教についていろんな話をした。
2時間近く話をしただろうか。
この方は真言宗についても大変詳しい知見をお持ちなのでとても勉強になった。
後日、この禅僧の方からメールが来た。
この指導を受けられる禅寺の御住職は1ヶ月ほど前にこの山寺に参拝に来ておられたのだという…
言われてみると作務衣を着た5人ほどのグループの方を案内した記憶があった。
外国人のお弟子さんもおられて、ちょっと“タダ者でない感”があったので良く覚えていた。小一時間くらいお話しただろうか。
法縁のつながりに先方の御住職も喜んでおられたとのこと。
修行終えられたら再びお逢いできるのを楽しみにしている。
数日前に兼務寺院に出かけた。
本堂の本尊に献茶した後、思いついて、位牌壇に行った。
本尊に向かって右手に檀信徒各家の位牌が安置されている。
位牌壇の前で真言宗の供養をした後、黙想。
ご先祖様に対していろんな想いが浮かんだ。
ふと…
ご先祖様が存在してくださったことそのものに感謝すべきではないか…
という思いが湧いた。
御先祖様というのはいろんな形でこの世の子孫を守護することが多い。
御先祖様の加護に対する感謝というものを持つべきだし、そういった感謝の念によってより強く加護の力を頂けると思っている。
その日は御先祖の加護にではなく、御先祖様が存在してくださったことそのものに感謝すべきであると感じたのだ。
SF小説でタイムマシンで過去にさかのぼり、自分の祖先を殺したらどうなるか…みたいな話があるが、御先祖様が存在しなかったら私達の存在もない。
無数の御先祖様がいろんな縁で結ばれた結果、私達がここにいる。
その膨大な縁の力、縁の存在というものがあって今の私がいるのである。
さらにもうしばらくして、御先祖様は過去の方であると同時に、現在の私達にもダイレクトにつながっておられるのではないか…そんなことも考えた。
存在してくださったことではなく、現に、かく存在されていることに感謝の念を持つべきではないか…
供養するたびにいろんな想いが去来する。
そのひとつひとつのどれが正しいのかにはまだまだ自信がない。
いつか確固たる心で供養ができるだろうか。
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