残念なマンガ 上等な和菓子 ユングと密教


本日は松尾寺彼岸法要3日目。




1日ごとに1度づつくらい気温が下がっていくようである。




初日の暑さが嘘のようだが、それでも読経を終えると汗ばんでいる。




夕方、隣町の法務局に行ったら、途中でワゴンRのパワーウインドウが壊れていることに気が付いた。



そばにあった速太郎という車検の店に車を持っていったら、その場で修理が始まった。



1時間半余り待っただろうか。



廃車予定のワゴンRがあったので部品をとって修理してくれたらしい。
多分良心的な対応なのだろう。修理費5250円也。




ラポールで買い物をして、帰る前に中古書店“復活書房”へ。



むらかわみちお虚数霊1」。
オフィス・クリオ「全国上等な和菓子お取り寄せガイド」
林道義「心の不思議を解き明かす ユング心理学入門?」


…合計420円なり。



虚数霊 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

虚数霊 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)



何カ月ぶりかでマンガを買った。
絵柄と表紙とタイトルと丁寧な絵に惹かれたのだが…惜しい。



ストーリーにごちゃごちゃ感がある。



内容を詰め込み過ぎなのだろう。



雨柳堂夢咄 8 (ソノラマコミック文庫)

雨柳堂夢咄 8 (ソノラマコミック文庫)




「雨柳堂夢噺」のイメージで買ったのだが、折角の絵柄の良さが生かし切れていないように思った。



ストーリーを単純化して、ひとつひとつのモノ語りに徹したら絶対に面白くなると思うのだが、余計なお世話か(苦笑)



それにしても惜しい…



作者は「宇宙戦艦ヤマト」をコミカライズしているとかで、やはり多芸深才の人物なのだろう。








全国上等な和菓子お取り寄せガイド

全国上等な和菓子お取り寄せガイド



ちょとしたお菓子を御使い物にしようと思ったのだが、凝りはじめてとうとう和菓子の本を買ってしまった。



京都駅近辺には毎月数回は行くので京都の著名な和菓子に接することが多いが、本書には金沢、松江といった和菓子の名産地から全国各地の銘菓まで丹念に取り上げてある。



とにかく美味しそう…



味覚を想像するというのもなかなか愉しいのである。



100均コーナーで沢山のお取り寄せの本と一緒に並んでいたのだが、どうしてもこの本が欲しくなった。この本自体が丁寧に手作りされた上質の本という印象。








少し煮詰まったのでテレビで「ステルス」を観る。



テレビで映画を観たのは半年ぶりくらいか。



それからハリウッド映画は爆発シーンが多いので火炎の観想のためのイメージを貯えるというのがもうひとつの目的。






CMの間に「心の不思議を解き明かす」の錬金術の部分をパラ読み。




面白い!実に面白いのである。



「黒化(ニグレド)」「白化(アルベド)」「赤化(ルベド)」という3つの基本パターンが出てくるが、これはヒンドゥー密教で頻出するものばかりではないか。



例えば『泥(黒)と蓮(白)』とか。


赤化は黄色や金色も含むが、密教で頻出する<金剛>もこれにあてはめられるのではないだろうか…といろいろ連想が尽きないのである。



密教は心理学的なひとつのパターンの中に包摂されるのか、あるいは心理学のパターン化のさらに深奥を突き破っているのか…



ユングに詳しい御住職がおられるので今度参考になりそうな本を紹介して頂こうと思っている。



ユング密教…なかなか面白いテーマだと思う。






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