動物園でニセ黄門に出逢う
お寺は土日に法事や法要が入ることが多いので家族サービスは平日のことが多い。
昨日は家族で福知山動物園へ。
まずは福知山インターのプロバンスというパン屋さんで昼食を購入。
このお店はパンが美味しいだけでなく、インターに近くて、駐車場も完備、イートインも可能。地元では評判の良いお店らしい。
事前に娘にどんな動物が見たいか聞いたら
「ゾウ!ライオン!キリン!」
残念ながら福知山にはどれもいません…
「他には?」と聞いたら
「ウサギ!ライオン!」
ウサギならそこらへんの藪にいます。
ライオンカブってます。
福知山動物園はそれほど広くなく、特別な動物もいませんが不思議な脱力感、居心地の良さがあります。
とても好きなスポットです。
特に平日は空いているので家族でのんびりするにはすごく良いのである。
いくらパンダが居ても喧騒や人混みはご免こうむりたいところ。
ここでは大半の動物にエサやりを体験できてこれが大変楽しい。
娘はエサやりに大興奮。
結局6袋も餌を買わされる羽目に…私も結構楽しんでエサをやりましたが。
唯一の心残りはブラッザグエノン…というテナガザルの一種。
【福知山動物園HP】http://www.sandanike-kouen.or.jp/zoo.php
※トップページのなかほどにブラッザグエノンの写真が載っています
顎の辺りに白い髭のような体毛があって、説明書きには
「水戸黄門そっくり」
と書いてある。ところが…餌をやると雄が雌や子猿の分まで全部取り上げて食べてしまうのである。
横暴である!これはかなり腹がたった!
顔は水戸黄門でも実態は悪代官である、
いやニセ黄門様である。
今度来る時はブラッザグエノンのメスや子猿にエサをやる方法を考えてから来ようと心に誓ったのである。
どうしてくれようか…
この動物園では子猿の“みわ”がイノシシの背中に乗るというので全国的知名度を得たが、現在、この2匹は現在同じ檻で飼育されている。
ウリ坊&みわの次はヤギがロバの背中に乗るとか猿山に花火が投入されてサルが火傷するなど、この小さな動物園は不思議と時流に乗って全国ニュースに度々登場しているのである。
ウリ坊だったイノシシも身体に茶色の剛毛が生えてすっかり親父風に…
【離れて撮ったので小さく見えるが実物はかなりデカイ】
それも茶髪っぽい色の剛毛で、チョイ悪親父か。
子猿だった“みわ”もすっかり大人になって、それもあんまり可愛げがなくなっている。
妻がカメラを向けたら思い切りカメラを取り上げられそうに…
もし度重なる取材攻勢で精神的落ち着きを失くしてしまったのなら可哀そうだが。
初老の園長氏は来園者に愛想よくいろんな説明をしてくれる。大変サービス精神旺盛な方である。
園長氏が現在一番人気のテナガザルの檻に入ると、テナガザルは園長に噛みつき始めた。
園長「大丈夫、甘噛みしてるだけ」
と笑っていたがそのうち…
園長「痛っ、痛い、痛い…」
思い切り噛まれてますやん(笑)
とにかく和める素敵なスポットなのであります。地元の方はご家族ずれで是非ご来園を!
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