祭り日和 イエス様の怒り
本日も好天。
SNSには各地の神社で行われた神社の祭礼の様子がアップされている。
昨日、地元の施設“M学園”でも秋祭りが行われ、妻は娘を連れて出かけた。
御当地ヒーローがブームだが舞鶴にも“チャッタマン”という正義の組織が存在し、市内のイベントではチャッタマンショーを行っている。
妻と娘は最前列でショーを観ていたのだが、冒頭におどろおどろしい音楽と共に悪者が登場したとたん…
娘が大号泣…
「帰る!帰る!」と大騒ぎしたそうだ。
非常にありがちな展開です…
縁日というのは仏様と縁を結ぶ日である。
仏様の縁日に参拝すると大きな御利益が得られるという信仰から縁日は参詣者が多く、それに合わせていろんな業者が出店を連ねるのである。
今でも大きなお寺や神社では出店が軒を連ねる友人がそうしたお店で商品を買ったら、粗悪な品でがっかりしたと嘆いていた。
私も有名な観光寺院にいって境内の塔中寺院を巡ったら、お坊さんが露骨な物品販売をやっていてげんなりしたことがある(苦笑)
一方、お年寄りの話を聞くと、子供の頃、お寺の縁日や大祭になると、僅かばかりの小遣いを貰って、そうした出店で何がしかの物を買うのが本当に楽しい思い出だったとも聞く。
神社仏閣があまりに寂れているのもどうかと思うし、かといって営利目的の人達がわんさか出入りするのもどうかと思う。
お釈迦様は慈悲の御方とするとイエス様は愛の御方であろうか。
イエス様というと色白で物静かな哲学者風の青年を想像するが、聖書にはイエス様が激怒される場面が描かれている。
神殿で商いをしていた商人の品物をひっくり返し、メチャクチャに叩き壊されるのである。
祈りの場であるべき神殿を商売の具にしていると怒られるのである。
私はイエス様の自伝的映画でこのシーンをみてかなり衝撃を受けたことがある。
【イエス様の御怒りについて】http://ha3.seikyou.ne.jp/home/tenryo/mark_062.htm
聖書をよく読むと、イエス様が御怒りになったのは単なる物売りというより悪質な行為が横行していたことに怒られるようだが、やはり考えさせられる場面である。
聖人というと怒らないというイメージもあるが、時に怒りをも是とされるのである。
仏典にはお釈迦様が激しく怒られる場面はないと思うが、実際はどうだったのだろうか。
やっぱりお釈迦様も激怒されたことがあるだろうか…
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