初秋雑感 「friends もののけ島のナキ 」中国人にとって仏教って…
庫裏の周囲の庭木がどんどん葉を食べられていく。
そして大量の鹿の糞が…
今日は、夕刻に老僧が境内の奥で作業をしていると、誰かに見られる気配を感じ、ふと見ると鹿が老僧に熱い視線を送っていたとのこと。ここは…
奈良か…
今年はカメムシが少ない。
カメムシが多いと降雪が多いという言い伝えがあるので今年の冬は雪が少ないかもしれない。(希望的観測)
調べ物→Yahoo、買い物→Amazon 、娯楽→Youtube
最近、ちょっとしたネット依存の傾向が。
おまけに後頭部に鈍痛がして、気だるい感じが抜けず、これはどうもネットへの依存化が心身に悪影響を及ぼしつつあると判断せざるを得なくなった。
これはマズイというので少しネットへの接続を控えることにした
ほぼ毎日ブログを書いているが、書きながら調べ物をしてついダラダラと関係の無いサイトを観たりするので、昨日は子供を寝かしながら書くことを推敲してからブログを書こうと思ったのだが、子供より早く爆睡してしまった…無念。
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子供といえば友人から子供用におススメのDVDを教えてもらいレンタルで借りた。
「friends もののけ島のナキ」という作品。
妻が娘に見せたら
「…鬼…怖い…」
と泣きベソをかいたので上映中止。
私が再生したら何故か最後のクライマックスのところから再生が始まり、その勢いで娘も一緒に見た。
「鬼の中には優しい鬼もいて子供を守ってくれる」と説明したらよく分からないままに納得していた。
クライマックスから見始めたのでなんだかすごい不完全燃焼な気分…
でも映像は綺麗だったし、もう一回観たい。
中国人にとって現世というのは楽しむものである。
ではインドから中国に至った仏教がどのような役割を求められたかというと、少なくとも権力者にとっては現世利益を補完するものでしかったのではないかという気がする。
早い話、皇帝になって権力と富貴を手に入れると、、残るは権力の維持強化、不老不死、死後の安寧、子孫の繁栄が願望となる。
その意味では儒教、仏教、道教のいずれもが為政者の役に立つと認知されれば厚く遇されるというのが中国の在り方であったようだ。
法力によって内乱を鎮圧したりとか、政敵を調伏したりとか、国家の護持安寧とかである。
世界史的には宗教的権威が世俗的権威を凌ぐ例は少なくない。
だが、少なくとも中国ではそれはあり得なかった。
やはり中国人にとっては、生きて美味しいもの食べるとか、美人と交わって子孫を残すとか、権力と富を手中に収めるとかそんなことが一番大事だったのではないか。
それを執着と言ってしまえばそれまでだが(苦笑)
仏教の基本テーゼである“人生皆苦”が否定されるのであるから、私の中で中国仏教はどうもパッとしない印象を受けるのである。
インドと中国というこの2大文明は余りにも精神の土壌が違い過ぎたのだろう。
だが中国仏教があったおかげで日本仏教が成立したと言えなくもない。
やはり日本人は中国仏教に感謝すべきなのだろう。
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