企てる男

 





本日も雨模様。


午前、法務1件。
雨の為、墓参中止。


施主宅にて昼食。地元の方といろいろお話でき勉強になった。



午後、法務1件。


宝物殿にて法事。


30人近い親族の方が集まられ規模の大きな法事になった。
何代にもわたる親族が集まって下さったことに感謝を感じた。


墓参しようとすると激しい雨風。風雨に負けず、境内の墓地に墓参。



夕刻、“maizuru emotion project”を立ち上げて活動しておられるN氏の訪問を受けた。


N氏は20代の若さながら地元を考えるフリーマガジン「企てろ。」を発刊。
「企てろvol.2」が完成したので当山に持ってきて下さったのである。



口の間にて歓談。ふと時計を見ると2時間も経ってた。
やはり若い人と話すといろんな刺激を受ける。愉しい時間だった。



人の心が不安定であるように感じる。


その理由は自分の根っ子のようなものが失い(失われ、失わされ)つつあるからではないだろうか。



根っ子とは故郷の風景、両親や兄弟、隣近所、ありふれた日常、近くの神社や境内、友人、買い物をした商店街、地元の言葉、祭り、恩師などなど…


それらがどれも輪郭を失いつつあるように感じる。



もう一度、できれば若い時期に自分がどんな街に住んでいるのか、どんな人が周りにいるのか眼を向けるべきではないだろうか。



「企てろ。」はそんなメッセージがふつふつと伝わってくる雑誌である。




 
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