不慣れな観光寺院

 


【娘の拾ってきた多色のもみじ】


本日はお天気下り坂のはずが、4時頃まで雨が降らずにいてくれたので有難かった。


明日も天候は不順のよう。



急激に冷え込むようなのでこの気温の変化が紅葉のどのように影響するか興味深い。



ネットのニュースを見ていたら、奈良県が鹿の食害に対して、鹿を補殺する計画を発表したところ、苦情の殺到により計画を凍結したとのこと。



動物の保護と人間の生活の保全の両立は本当に難しい。
ただ鹿が異常に繁殖しているのは全国的な傾向らしい。



境内も鹿の食害により花木が随分失われてしまって、老僧が懸命に増やしていたシュウカイドウも葉をすっかり食べられて壊滅状態である。


【シュウカイドウの葉が全て食害に遭い、茎だけになってしまっている】



以前、参拝された方をお話していたら「お寺って霊がウヨウヨいるんですよね?」と言われて閉口したことがある。


なぜこのことを思い出したかというと地元の方のブログを見ていたら、当山に紅葉を見に来て変な気配を感じてシャッターを切ったら白いものが映っていた…みたいなことが書いてあったのである(苦笑)



「何か変なものが映っていた」という場合、光学的、物理的に説明が付く現象であることが極めて多い。あんまり気にしていないが、お寺とはそういう場所なのかもしれないが。






普段、大してお参りのないところにかなりの人数が来られるのでなかなか忙しい。



駐車場の管理、御守りの授与、お昼の賄い、参拝者への対応、団体参拝への法話…普段、のんびりしている分のツケがこの時期に回ってくる感じである。



法話といっても私の場合は雑談に毛の生えたようなものだが、霊場会の決まりごとで団体での参拝には簡単でも法話することになっているのである。



昨日も法話して庫裏に帰ったらもみじ狩に来た知人に向かいの公園から法話を聞かれてた。家族や友人・知人に法話している姿を見られるというのは相当恥ずかしいものがある。なんとかならないものか…



本日は剃髪して残り10日の備えることにした(←剃髪すると私は何故か身体が元気になるのである)


【おぜんざいを召しあがった方から絵手紙を頂きました。こういうお便りを頂くと元気がでます】


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