コンビニ三昧 住職の怒髪
本日で釜炊きのおぜんざいも終了。明日はテントの片づけである。
夕方、コンビニによったらかなりの解放モードで余計なものをいろいろ買ってしまった。
ボクらの玩具(おもちゃ) BEST SELECTION 2013 (晋遊舎ムック)
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2012/11/26
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Newton (ニュートン) 2013年 01月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ニュートンプレス
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- 作者: 白石光
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
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- メディア: 単行本
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雑誌、ムックを3冊も買ってしまった。
「ボクらの玩具」「NEWTON」「第二次大戦激戦FILE99」
永らくコンビニでバイトしていたのでコンビニに入るとついついテンションが上がってしまうのだが、今日はいつも以上で、本だけでなく文具とかスイーツだとかいろいろ買ってしまった。
明日からは自重せねば…
仏様の種類は大変に多く、数万とも言われるが、大きくは如来、菩薩、明王、天部という4つの区分がある。
如来、菩薩の御顔は穏やかで明王、天部の仏は憤怒の相を表すものが多い。
真言宗の立場からは全ての諸仏は大日如来に帰一するということになるが、一般的には如来を最上位として菩薩、明王、天部というランクがある。
明王、天部の憤怒は驚覚の性質を持つものであると思っている。
相手の眼を覚まさせるための怒りである。
今年の団体への法話では明王、天部の怒りの話をしているなかで、怒鳴ってみました。
『ごらぁああああ!!!!』
と怒鳴ってから、「…こんな感じで明王様や天部の仏様は怒られるわけですね」みたいに普通に話を続けるのだが(笑)、最近は年配の参拝者も増え、うっかり怒鳴って心臓発作でも起こされたら困るので控えめである。
ちょっとした緊張と緩和のつもりだが、もうひとつ良いことがある。怒鳴るとこちらも結構すっきりするのである(笑)
法話にもメリハリができて?私もすっきりするといういいことずくめである(笑)
私達は迷いに陥りがちである。
魔道、外道とまでいかなくても、あの人にあんなこと言われたとか、明日のご飯のこととかいろんなことで頭を一杯にしてしまっている。そして何が大切なのか分からなくなっていることが往々にしてある。
そんな時に「眼を覚ませよ」と言われるのがあの憤怒だと勝手に解釈している。
それに対して如来や菩薩の穏やかさ私達の存在を肯定してくださる。
「それでいいんだよ、あんたはよくがんばっている」と。
完全無欠でありえない私達にとって、自分が今立っている場所を否定されてはやっていけない。自分が全面的に肯定されることも是非必要なのである。ただ、その穏やかな御顔の奥では「もっと先に歩みなさい!」と励まして下さっているのである。
そう考えると如来、菩薩、明王、天部という4つの位階は教化の対象である私達自身、私達の心の在り方を示しているのかもしれない。
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