法事の前の出来事 カメラ消失 お不動様の苦笑い
午前中法事2件。
2件目のお宅で道路際の敷地に車を止め、施主さんのお宅に行こうとすると道路の反対側の竹藪から物音がする。
積もった雪が落ちたのかと思っていたらそのうち物音がどんどん大きくなり
そして鳴き声が…
「プギィイイイイイ!!」
…
…
イノシシですね…
藪の中で茶褐色のイノシシが懸命に暴れ始めた。
どうやら罠につかまったらしい。何かワイヤーのようなものを懸命に噛んでいる。
どうしようもないので、そのままにして法事へ。
法事の参列者の中に10歳くらいの男の子が居た。
今時、珍しく刀のおもちゃを腰に差して得意満面。昔風の男の子なので少し嬉しくなった。
法事の後「イノシシを見にこう」と誘ったら喜んでついてきた。
刀を振り回してイノシシをやっつける気満々である。
おまけにイノシシを見に行くといったら後から親族の若者や子供達が10人余りあまりついてくきた…
だが竹藪に着くとイノシシの姿は既になかった1時間あまりの間に罠を抜け出したようだった。
数日前に神戸の王子動物園に行ったのだが、入園前にカメラを紛失していることに気が付いた。
ホテルに問い合わせるも発見できず。
今朝になってホテルで娘がソファのマットレスの隙間にハンカチや靴下を詰め込んでいたのを思い出した。
まさか…まさか…デジカメなんか突っ込んでないよね(冷汗)
カメラが無いので写メで撮った写真が数枚。
白クマまったりしてました
モルモットを触れて超ゴキゲン
パンダにはどこか哀愁が…
ライオンがこんなに近くにくるんですよ!もう大興奮!
産経新聞の1面には投稿詩が載っている。時々、不可思議な内容の詩が載って苦笑することがある。
本日の詩のタイトルは…
「ヤカンの気持ち」
火炎の中で歯を食いしばる不動明王より火あぶりされても平気で口笛吹いているヤカンに憧れます…
みたいなことが綴ってある。
これって詩ですかね…朝からちょっとがっかりした。
不動明王の作例は中国やインドでは少なく、日本で独特の発達を遂げた尊像である。
真言宗では本尊として大日如来。向かって左に不動明王。右手に弘法大師を祀るのが基本の形である。
(学問的な説明はともかく)私の中では光背の激しい火炎というのは不動明王の憤怒の相そのものであるという気がするのだが。お不動様の憤怒のお顔を熱さを我慢していると言われたらお不動様も思わず苦笑されるにちがいない。
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