アマゾンのスマイル お釈迦様の微笑

 



珍しく天気予報が外れた。



予報では曇りだったが朝から降雪。



午前中、拝観希望の連絡。



お逢いして話を聞くと山寺の仏像を拝観するためだけに東京から来られたとのこと。



庫裏の前は融雪用に湧き水を散水しているので雪が分厚いシャーベット状になっている。



到底、普通の靴では歩けないので庫裏前から宝物殿までの20メートルほどを軽自動車で移動した。




家族から栗原はるみ料理本が読みたいというリクエストがあったので昨日、アマゾンに注文したら本日到着。


何かでアマゾンのロゴの矢印はスマイル…と読んだ。


今日、まじまじとパッケージのスマイルを見たら確かにスマイルに見えた。



さらに良く見ると



矢印が“amazon”のaからzに伸びていた。



A to Z …


何でも揃うといいたいわけですね。


納得…





現代語訳 従容録

現代語訳 従容録


「従容録」のなかにこんなことが書いてある。



或る春の穏かな日のこと。お釈迦様が幾人かのお弟子様をつれて野の路を歩いておられた。
早春の草草、色とりどりの花に咲き誇る丘に立たれたお釈迦様は、足もとを指して
「ここにお寺を建てるといいね」
と言われた。お弟子様にまじってお伴をしていた帝釈天が、一本の草をお釈迦様の指指されたところに挿し、
「お寺が経ちました」
とお申し上げると、お釈迦様は微笑まれた。


これは「世尊指地」と言われる部分である。


ここにお釈迦様という法を説かれる方が在る限り、今、ここが寺であるという意味なのであろうか。



もしくは、この自然の中でも常に自然が法を説き、法を行じているというのであろうか。




あるいは自らが発心して、心を仏法にむければ、そこが寺であるというべきなのであろうか。



すなわち、ここは寺であると…




正直言って良く分からない…



ただ、うららかな春の日差しの中、草草に花が咲き、風が薫る中にお釈迦様とお弟子様が立たれているのを想い、そしてお釈迦さの御顔に浮かんだ微笑を想像すると心の中に春が咲いたような暖かな気持ちが溢れてくる。


早く春がきてほしいものだ。





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