住職を困らせる質問 薬師真言の謎
絵本の話をブログに書いたら先輩のお坊さんが子供向けの本をどっさり頂いた。
総数ン十冊…
もちろん戦略的戦術的考察のもとに使用する予定。
娘のゴネシエイトへの有力な切り札となる予感が…
今日はとりあえずアンパンマンの本を1冊。
- 作者: やなせたかし,東京ムービー,石川ゆり子
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2000/03/01
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そういえば今朝、娘から質問を受けた…
「キティちゃんの口はどこにあるの?」
皆さんならどう答えますか?(笑)
仏教、本当の教え - インド、中国、日本の理解と誤解 (中公新書)
- 作者: 植木雅俊
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/10/22
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本日は兼務寺院で留守番の日。一日中冷たい雨が降り参拝者ゼロ。
寺務所の日誌を見たら昨年の2月19日はマイナス7度でこの冬一番の冷え込みと書いてあった。
昨日から読み始めた植木雅俊「仏教、本当の教え」。
昨日は第1章読了。
お釈迦様はこのカースト制度の上位の出自であるにも関わらず、このカースト制度に否定的だった。敢えて最下層の人々はチャンダーラと同じ境遇に身を置いたらしい。
(但し仏教がインドで他の宗教に圧倒された理由もこのカースト制度を否定したことにあるらしい)
仏教の修行者は袈裟を纏うが、この袈裟は最下層のチャンダーラの習俗だったというのである。これは眼から鱗の話であった。
袈裟というのは古代インド全般の習俗だと思っていたのだが、そうではなかったというのである。
袈裟は本来、死体を包んでいた粗末な布で作ったが、これはこのチャンダーラの習俗だったのか…
ちょっと気になることがある。
兼務寺院の本尊は薬師如来なのだがその真言「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」の「センダリ」はこのチャンダーラから来ているらしいのである。「センダリ」も「マトウギ」も賤民を表わす言葉であると何かで読んだが、なぜ真言に賤民が出てくるのかひっかかっていた。
お釈迦様が敢えて賤民の習俗を取り入れられたとすると何かつながりがでてきそうで面白いではないか。
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