キティちゃんの減らず口 お坊さん会議中
3歳の娘に「キティちゃんの口はどこにあるの?」と聞かれた…
娘の持っているキティちゃんの風船を見たら、首の下にカマボコ型のものがある。(襟まわり?)
「ここよ、ここが口よ」
と適当に答えたら…
今度は、こんなんもってきて、しつこく聞く…
どう答えたものか…
本日は大阪にて霊場会『関西花の寺二十五カ所』の春季総会。
舞鶴から大阪の難波まで高速バスで2時間。便利なものである。
会場のホテルに着いて次第をみたら議長選出のところに…
「金剛院」
と書いてあった。
議長は輪番制なので順番が回ってきたらしい…(溜息)
しかたなくしどろもどろで議事進行。
今年は霊場会創立20周年の記念法要が高源寺で行われる。その打ち合わせや年間事業、予算の審議、広報、冬期総会など案件多数。
夕方4時までみっちり会議をして舞鶴に帰ってきた。
難波の大型書店で面白しろそうな本を見つけた。
- 作者: 正木晃
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2013/01/21
- メディア: 単行本
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タイトルは『お坊さんのための「仏教入門」』(春秋社)
帯に『お坊さんを応援する異色の仏教入門書』と書いてある。
「仏教入門」というのは基本的なことをおさらいしましょうということなのかなと思って手に取ったのだが、実は現代の日本の寺院が何をするべきかという提案が多数あって考えさせられる内容だったのだ。
立ち読みで半分くらい読んで買ってもいいかなと思ったので購入。
最近、密林でばかり本を買っていて書店で本を買うのは久しぶり。
著者は宗教学が専門で密教についても造詣が深い。
いまさら私が指摘するまでもなく、現代の仏教界はさまざまな難問に直面しています。そのなかでも、もっとも大きな問題は、おおむね以下にあげることがらに集約されるのではないでしょうか。
1 葬儀離れ・墓離れ・寺離れ
2 僧侶の「品格」
3 お寺の活性化と寺庭婦人の役割
4 近代仏教学の功罪
5 公益法人問題
しかもこれらの難題はお互いに絡みっていて、そう簡単には解けません。
上から眼線でなく、やみくもな仏教批判でもなく、本書はこうした問題についてじっくり示唆を与えてくれる。なかなか得難い内容だと感じた。
本書の続きは明日に…
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