山寺でリセット 正装で清掃

  


本日は兼務寺院の多禰寺にて留守番。



早朝はマイナス3度。水桶に氷の張る寒さだった。



多禰寺は標高が300メートルほどの位置にあるので午前中はなかなか気温が上がらない。



冬季は特にお参りが少なく。本日も参拝者は午前1組のみ。



夕方、寺務所を閉めようとして本堂にお参りされている人影を見つけた。



よくみると印を結んでお参りされているので真言宗にゆかりの方かと思ってお尋ねしたら、お寺が好きで時々市内のお寺をお参りされているとのこと。



子供の頃からなぜか自然に印を結ぶという癖があり、弘法大師に御縁を感じて帰依されているとのこと。



どう考えても仏縁深そうな方である…



お逢いしたのは初めての方だったが、住職である私に逢えて良かったと仰って頂いた。



忙しい日常の中で時々お寺にきてリセットされているという雰囲気が伝わってきた。



仕事や家庭など私たちは多忙に生きているが時々は自己を見つめる時間、自分を取り戻す時間が必要なのではないだろうか。



このお寺は丹後の山奥なので参拝も少ないが静かな落ち着いた雰囲気がいろんな方のリセットにお役に立てるならこれもまたよしと思えた出逢いだった。


アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]

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アマデウス」は今まで観た映画の中でも十指に入る素晴らしさである。




試しに密林で「アマデウス」のDVDを検索したらレビューが300近くついている。






アマデウス」に描かれるモーツアルトを観てモーツアルトが猥雑で下品だ…という感想が時々あるがアマデウスの当時のヨーロッパでは決して特異ではなかったはず。



ECO・MIND―環境の教科書 (ベストセレクト 751)

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というわけで竹田恒泰「エコ・マインド」から昨日の続きを少々…






ウンコ対策グッズは女性が使うものだけではなく、男性が使う物にもたくさんの例がある。
男性の昼間の正装は「モーニング」と呼ばれている。最近はスーツなどの略装で済ませることが多く、正式な場面でしか正装を着ることはなくなったが、正装時に手に持つシルクハットに注目してもらいたい。シルクハットは帽子の一種であるが、本来、帽子は太陽の光を避けるために使うのが一般的な使い方である。ならば野球帽のような形状で十分なはずだ。ご存じのようにシルクハットは特殊な形をしている。シルクハットは日よけのための帽子ではない。ウンコを避けるための帽子なのだ。
 ここでもシルクハットが持つ距離感が重要になってくる。もし野球帽をかぶっていてウンコが当たったとしよう。野球帽は頭髪と距離感がゼロであり、直ぐウンコ汁がしみだしてくる可能性がある。もう一度かぶる気にならないだろう。しかし、シルクハットの場合だと適正な距離感があるおかげで、カンカンとウンコを払った後、再度、涼しい顔をしてかぶる気持ちの余裕ができるわけである。
 シルクハットは英国紳士のシンボルのようなものであるが、そもそもロンドンではあまり日が照る機会は少ない。年間を通して曇りの日が多く、また霧がかかることが多い。ロンドンのイメージといえば霧と小雨といえるほどである。日の照らないロンドンで、紳士が揃ってシルクハットを持ち歩いているのだ。日よけ用の帽子でないことは明確である。
 男性がモーニングを着用する時には、ステッキと白手袋も不可欠のアイテムであるが、これも同じことである。紳士がレディーをエスコートする際に道を塞ぐ障害物が現れたらまず白手袋を着用し、そして次にステッキでウンコを処理するのだ、手袋も寒さがゆえではなく、ステッキも腰をいたわるために持つのではない。マナーとしてもステッキは地面につきながら持ってはいけないとされている。若者もこのステッキを持ち歩くことになっていることからしても、腰痛対策用ではないことは明らかだろう。
 今は使われることもなくなったが、男性が使用するマントもウンコ対策グッズの重要な仲間であった。いざ頭上から汚物が落ちてくると、男性は自らが着用しているマントでレディーをかばう。ウンコの降る街では不可欠のアイテムなのだ。





別書でも似たような記事をみかけたのだが半信半疑のウ○コ談義である。


だが関心のある方は是非「ヨーロッパ 不潔」で検索してみられると竹田氏の記述が案外的外れでないことが分かってくるだろう。



図説 不潔の歴史

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【こんな本も見つけました。なかなかすごい内容みたいです】



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