法話慰問  歯科検診を受けましょう スターは早死する?

午前中は地元仏教界からの依頼で市内の老人ホームで法話



多分、ウチのお寺がこの老人ホームに最寄りであるという理由からである。



法話を始めた頃は自分の用意した材料をあっと言う間に話してしまい時間をもてあます…というのがよくある失敗だったが、最近は時間をかけてしゃべりすぎて、持ち時間を消化しているにもかかわらず何も内容の無い話をしていない…という失敗が多い。



本日は持ち時間1時間の予定だったがだいぶ時間をオーバーしたにもかかわらず何も内容のある話ができなかったような…無念。






本日は3年ぶりに歯科で検診。



小さなな虫歯が見つかったのでその場で治療して頂いた。



この先生が面白い方で多芸多才にして、宗教にも大変造詣が深く、座禅などにも取り組まれている。



在家のなかにこのように宗教マインドを持った方がおられるというのは心強い限りである。



理由は良く分からないのだが歯科医をされている方で宗教の関心を持たれている方をかなりの人数存じ上げている。
これはちょっと不思議な気がする。



医師をされていて人間の死に関わり、宗教に向かわれるという方もおられるだろうが、なぜ歯科関連の方に多いのかは謎である…



余談だがやはり年に一回は歯科の検診を受けるのが良いと思う。



来年から毎年歯科で検診を受けると心に誓った。



皆様も年に1回は歯科検診を受けましょう。



年齢とともに口腔のケアは不可避になってくるし、早ければ早いほど治療は軽く済むのである。






歯科の先生と少し雑談したら落語の「寿限無」が「無量寿経」と関連があるという話になった。




たしかに「五劫の擦り切れ」もかなり仏教的だし、落語と仏教には大いに関係がありそうである。






北陸、東北には浄土真宗の信者、いわゆる門徒さんと言われる方々が多い。





雪深い国々で、集まって法話を聞くというのは大切な宗教的啓発であると同時に大きな娯楽だったのではないだろうか。



老若男女が大きな本堂に集って泣き、笑い、宗教的な啓発を受けるそんな光景が随所に見られたのだろう。





3月4日の産経紙にBMJ(英国医師会雑誌)のオンライン版に載った興味深い記事。



エルビス・プレスリーマイケル・ジャクソンのようなソロ・アーチストはローリング・ストーンズの看板ギター奏者、キース・リチャーズのようなバンドのメンバーに比べて早死にするリスクが約2倍も高いのだという。




同じ有名アーチストであってもバンドのメンバーはお互いにお互いをサポートし合っていることで精神的負担が軽くなるのだという。


それに対してソロ・アーチストは概して孤独な人生を選択する傾向がある。



大勢のスタッフが居ても多くは金銭が目的の関係なので信頼関係が築きにくいという。



考えてみればこれは至極尤もな結論である。



人生において成功することも、お金も大切である。



だが自分の人生を支えてくれる人間関係を築くということが大切であり、また難しいというのは日本人にとっての大きな課題ではないだろうか。




そこにお寺や仏教の役割も大きく関わってくるように感じるのだ。




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