山寺の子育て日記 【入園間近です】

先日、娘が起きてこない間に妻と朝食を食べていると…

ザッ！ザッ！ザッ！…

ナチスの親衛隊が行進するような音が廊下から響いてきた…

…

暫くして…

娘が幼稚園の正帽をかぶり、ランドセルを背負って、片手に幼稚園に巾着袋、もう方手にキンダー袋を持って登場。

妻と二人で大笑いしてしまった。

来月、幼稚園に入園の娘は

「幼稚園なんか行かへん！」

とゴネシエイトしていたのに、
幼稚園の入園準備が整うと、何だか心ひかれ始めたらしい。

形から入るタイプである。（多分、父親譲り…）

ご経験のある方はお分かりと思うが全ての持ち物に名前を書かないといけないから大変である。

今でも覚えているのは私が幼稚園に行く時もっていく“おはじき”に１個づつ小さなシールが貼ってあり名前が書いてあったことだ。

こんな細かなものにまで名前を書くのは多分、日本の幼稚園だけではないだろう…

「靴に名前を書かないといけないし、まだ名前が読めないから目印になるものまでつけないといけないのよね」と妻が話していたのだが、しばらくして…

娘の上履きにカラフルな紐が結び付けてあると思ったら、私が御本尊の善の綱（御本尊のと参拝者をつなぐ綱）に使おうとしまっておいた紐だった…

そ、それはいかんだろう…

妻の眼にはただのカラフルな紐にしか見えなかったらしい。

一昨日、兼務寺院に連れて行ったらかなりの急斜面を駆けあがり、また掛け降りてくる。それを3回も繰り返すので

「なんで３回なの？」

と聞いたら…

「３歳だから！」

ときっぱり答える娘。

幼児の頭の中というのは面白い。

このまま野生逞しく元気に育ってくださいね！

勉強はほどほどで宜しいから。

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