もみじ寺のサリバン先生
娘がどんどん言葉を覚え始めた。
乳幼児は早い時期から父親や母親は認識できても、名前という概念が在るということを理解するのはもっと遅くからだろう。
ものに名前があるということは何歳くらいから意識するのだろうか。
ものに名前があるということを意識することは意識の発達のうえでとても大きな段階ではないだろうかという気がする。
ヘレン・ケラーの生涯を描いた「奇跡の人」でヘレンが井戸水に触れて水という名前の存在に気がつくという有名なシーンがある。
ちなみに「奇跡の人」の原題は「The Miracle Worker」。
奇蹟の人とはヘレン・ケラーのことではなくサリバン先生のことを指しているのだという。
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お風呂場に親戚のくれた地図が貼ってある。
日本地図が描かれていて、県名と特産品が書かれている。
毎日、お風呂に入る度にこの地図が眼に入る。
長崎県ならカステラの絵と「ながさき」とういうカナ。
山形県ならさくらんぼの絵と「やまがた」というカナ。
みたいに47都道府県の名称と特産品が覚えられるようになっている…のだが。
大阪のところにはタコ焼きの絵が描いてあって「おおさか」と書いてある。
ところが数日前に娘はがこの「おおさか」という文字を指さして、突然
「タ・コ・ヤ・キ!」
(絶句)…そ、それはちがいますよ!
石川県はイカの絵が描いてある。
「いしかわ」の文字を指して
「ク・ラ・ゲ!」(←二重に間違えてる)
広島県はもみじ饅頭の絵。
「ひろしま」を指して
「カ・レ・ハ!」
…茶色いもみじ饅頭の絵を見てもみじの枯れ葉だと思ったわけですね(苦笑)
境内には沢山もみじが生えていて、もみじの枯れ葉をよくみかけるものですから。
そういえば先日、広島のお寺にお手伝いに行った際に舞鶴の住んでおられた知人の方が御家族でわざわざ訪ねてきて下さった。
お土産にもみじ饅頭を頂いて、毎日美味しく頂いている。感謝合掌
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境内のもみじの新緑はいよいよ盛んである。
風が吹くと緑の海が波打つようである。
もう少しすると淡い、明るい緑が落ち着いた、濃い色に変わる。
だが私は今時分の新緑が一番好きである。
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