明治、痛快なり ジャガイモおばさん パソコン怖い メンテナンス本

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)




前回、日露戦争のことに触れたので関連記事をネットで見ていた。




明治の日本人が努力して国際社会のなかで一歩一歩地歩を固めていった道のりは100年以上経った今も感動を覚えずにはいられない。




日露戦争の勇猛奮戦と幕引きは見事なものだったと思う。




最近、日本がいろんな国にいいようにされたり、貶められたりして、



まるでいじめっ子に小突きまわされているような印象を受けることがある。



そんな時に明治人の活躍を読むと胸がスッとする想いがする。



勤勉、勇気、進取、果敢、大胆、誠実、無私、忠誠、愛国…



今の日本に無いものが沢山見つかる。




司馬遼太郎には明治好きの昭和嫌い、海軍好きの陸軍嫌いのような嗜好があって必ずしも全肯定はできないが、「坂の上の雲」とは誠に言い得て妙である。


この世の偽善 人生の基本を忘れた日本人

この世の偽善 人生の基本を忘れた日本人



曽野綾子が産経紙に連載中の「透明な歳月の光」(毎週水曜日連載)を楽しく読んでいる




本日は第54話「新ジャガ自慢」。



要旨はこうである。



曽野氏が美容院で髪を切ってもらっていると経営者の知り合いのおばさんが訪ねてきた。



家庭菜園で作ったというじゃがいもを得意げに見せるので、美容師も曽野氏もそのジャガイモを美容師さんに届けにきたと思ったのだが、おばさんはただジャガイモを自慢して帰っていっただけで何か釈然としなかった…



ただそれだけのエピソードなのだが印象残る。



ひとつには曽野氏の文章の巧さもあるのだろう。




要旨だけだと少しニュアンスが伝わらないのが残念だが。




いい歳の大人が相手の心情を考えずに振る舞う…そんな幼稚な大人が増えている。



昔は見かけなかったようなタイプの未熟な大人である。



家庭菜園でできたとわざわざジャガイモを見せにきて、相手に上げるのかとおもいきや「見せに来ただけ」と帰っていく。





私も時々、相手の常識外の言動に出くわしてがっかりすることがある。




ふた昔前に「新人類」という言葉がはやったが、私の感覚では非常識だったり未熟だったりする大人は全世代に同時に出現しているようで、興味深くもあり、残念でもある。




産経紙は他の全国紙や地方紙にくらべてかなりまともな気がする。




偏向した新聞や未熟な人がいる半面、まともな新聞があり、まともな人がいるという事実に取り合えず安堵しないといけないのだろう。




未熟さを別の言葉で表現するならコミュニケーションの不全であろうか。




人と適正に対話や付き合いができない人が増えている。



その対極に電子化されたコミュニケーションが爆発的の拡大しているという現状がある。





最近は夜9時頃、娘が就寝。




困ったことに「一緒に寝よう」と誘いにくる。



9時というとブログの更新の時間帯である。



更新を中断して消灯した寝室で自己流に味付けした桃太郎を1席語ってお開きにするのだが、疲れていると身体が“寝るモード”に入ってしまう。



そうなるとパソコンの前に座るのがひどく苦痛になる。




無理に寝室から出て書斎で点けっぱなしのパソコンに向かうと、
両眼をこじ開けられて、懐中電灯を押し当てられているような感覚がする。



パソコンは本質的には眼にも、脳にも、身体にも悪いのだろう…



というわけで最近、時々更新をお休みすることが多い…







70分DVD付き 体の中からキレイになる 龍村修のヨガ教室

70分DVD付き 体の中からキレイになる 龍村修のヨガ教室



龍村修のすぐできるヨガ?簡単で気持ちいい41ポーズ

龍村修のすぐできるヨガ?簡単で気持ちいい41ポーズ








「龍村修のすぐできるヨガ」が良かったのでDVD付きのムックを購入。




元の本と同じ内容かと思ったら著者による呼吸法のレッスンが付いていて得した気分。



呼吸法のイメージの使い方は気功の意念や密教の観想に通じていると改めて感じた。



吐きながら「アーオーンー」と母音を唱える「アオン呼吸法」はマントラ真言)そのものである。



セロトニン欠乏脳 キレる脳・鬱の脳をきたえ直す (生活人新書)

セロトニン欠乏脳 キレる脳・鬱の脳をきたえ直す (生活人新書)



セロトニンの研究で知られる脳科学者の有田秀穂さんと龍村修氏の対談も載っている。



アオン呼吸をしている龍村氏の脳波を測定したらα波が出っぱなしの状態だったそうだ。



真言を唱えているとα波が出るというのは面白い。




弱った体がよみがえる 人体力学

弱った体がよみがえる 人体力学



井本那昭さんの「弱った体がよみがえる人体力学」を久々に取り出して半分くらい実習。



写真やイラストが豊富で読みやすい。



筋肉と内蔵の疲労の過程が独自の分析で解明されていて、その修正法が体操として示されている。



一度、薪割りで腰痛になった時にかなりこの本の体操で簡単に治った経験がある。



今回は胃痛の体操をやったら突然、お腹がグーグー鳴ってお腹が空き始めたので面白かった。



トイレに行ったら稀に見る超快便。




やはりいろんなところに効いているらしい、流石は井本先生である。





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