悲しき標的艦 幻のあらうどん 霊を招く木の不思議な香り
【花日記】
国道27号線を走るといくつもの艦艇を見ることができる。
土日祝は原則として一般公開日なので多くの市民が訪れる。
最近、桟橋に係留されている艦艇の中に不思議な塗装をされている艦があって気になっていた。
最近になって、退役した“はまゆき”という艦が“標的艦”となるために塗装されたものだと判明した。
標的艦というからには的になるのだろう。
どうせなら海保とか某国に悩まされて各国に払い下げてほしいところだが、それも難しいらしい。
日本人の感性からすると艦船のような船舶であっても人間のように扱うことがごく自然に行われる。
人間と人間ならざるものの間に区別の神道の影響だろうか。
この船に乗っておられた方々の気持ちを思うと少し寂しい気もする。
合掌
- 作者: 丸元淑生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/05
- メディア: 単行本
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もう6年近く前だと思うが広島のお寺へ手伝いに行ったときに泊まった旅館であらうどんというメニューが出た。
ダシは鯛のあらから取り、味付けは醤油のみというシンプルな郷土料理だったが大変においしかった。
是非、家でも再現したいと思うのだが、そもそも鯛のアラが大量に手に入るという機会がなかなかない。
何度かアラでダシを取ろうとしたがものすごく生臭くなって失敗…
先日、大きな鯛を頂いた時にクックパッドで鯛の潮汁の作り方を参考にダシを取ったら、澄んで、淡白なダシが取れた。
アラに振り塩してからしばらく置き、熱湯でボイルして、氷水で冷やし、さらに流水で雑味になるような部分を取り除く…なかなか手間がかかる。
手元にある丸元淑男の「家庭の魚料理」によればアラは熱湯でどんどん煮出していくだけでダシがとれることになっているが、もうちょっと簡単にならないものか。
新鮮な鯛のアラからとったダシは淡身味だが繊細でとても美味しかった。
なんとかアラうどんが完成した。
決しておいしくないわけではないが、予想とは全然違う味だった(苦笑)
あらうどんは依然幻のままなのである。
【外見はごくフツー】
【バナナツリーの名称もあるとか。】
4月と10月に市内の神社で苗木の販売があり楽しみにしている。
4月もいろいろ買ったのだが、今年は数十年ぶりという雨の少ない初夏でいくつも枯らしてしまった
今年、初めて購入したのが『オガタマノキ』
店主さんによればバナナそっくりの色の花が咲き、花の薫もバナナそっくりなのだという。
そんなばかな…
困ったことに1カ月あまり苗木をほったらかしになり、先日、見ると僅かにクリーム色の花が残っているだけだった
試しに花に顔を近づけて香りをかいでみると
!!!!!!!(驚愕)
ものすごい濃厚なバナナの香りがするではないか!
自然な香りというより、もっと人工的な濃厚さである。
山崎パンなどで細長いパンにいろんなクリームをはさんだものがあるが、そのバナナ味のクリームがあるとしたらまさにこんな香りだろうというくらい、濃厚極まりない香りだった。
これにはかなりびっくりした。
鉢に植え替えて土を足し、水をたっぷりやったのだが、翌日にはあの素敵な香りはまったく残っていなかった。どうやら花期をすぎると香りがなくなるらしい。
調べてみるとこの木は「招霊木」(オガタマノキ)。
日本に自生するモクレン科の木であり、モクレン科としては唯一常緑なのだという。
神道の招霊(オギタマ)という言葉が名称の由来である。
天照大神が天岩戸に隠れられた時に天鈿女命が舞う時に手にしていたとも言われているとのこと。
来年はもう少し管理して開花の時期には参拝の方にバナナの香りでサプライズを楽しんで頂こうと思っている。
【追記】 先ほど花の香りをかいでみたらかなり香りが復活していた不思議な木である
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