危険な桃太郎 「食の体験文化史」
【映像が出ない場合はyoutubeで検索して御覧いただければ幸いです】
Youtubeで観た「三宝和讃」が耳に残って気がつくと口ずさんでいる。
ときどき「三宝和讃」聴きながら立禅しています。
心の闇を照らしませ…
昨夜寝る前、娘に…
「もっとサッとブログ書いて寝たら?」
「ハイ…」
「何でブログ書いてるの?」
「えーと………」
分かりません…(涙)
オマケに…まだ8時だというのに「桃太郎」の話をさせられていた突然、眠気が大波のように襲ってきて布団に倒れこんで寝てしまった。
最近、娘を寝かせるために「桃太郎」を語っているのだが、
「桃太郎」を語っていると眠くなるという一種の条件反射が定着してしまったらしい…
さらに…夜中の2時頃娘の泣き声で眼が覚めて眠れなくなってので1時間ほど読書してから寝た。
- 作者: 森浩一
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- 作者: 代田文彦
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森浩一「食の体験文化史」と代田文彦「東洋医学の時代」
「食の体験文化史」は特に面白かった。
著者が20年以上にわたって記録している自分の食生活史を縦糸に横糸に食材や調理法にまつわる考古学的なエッセンスが充溢している。
ハスが不老不死の仙薬とされていた話
縄文人がイノシシを飼育し、食用や供犠に用いて話(資源保護の為に狩猟シーズンがあったらしい)
三輪大明神の姿が蛇であったらしい話
知的バイタリティが旺盛な食欲や好奇心とリンクしているタイプの作家、学者の方がおられるが著者もその一人であろうか…
パラ読みしているとあとがきが目に付いた。
後書きにしては珍しく写真が載っている。
1人の老人がシいの実を拾っている写真である。
場所は当地の近く。丹後網野町である。
著者は飽食の時代に黙々とシイの実を拾う老人を見てその厳粛さに打たれたという。
その感性がこの偉大な考古学者の原点なのだなと感じ入った。
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