秀忠遅参せよ 


松村邦洋氏と堀口茉純氏の「DJ日本史」というラジオ番組を発見した。


【DJ日本史】http://www.nhk.or.jp/r1-night/dj-nihonshi/



パーソナリティの堀口氏についたは下記参照のこと。


多芸多才な女優さんのようである。



堀口茉純http://tosp.co.jp/i.asp?i=kinakopandaikirai&P=1&MD=I



ラジオというのはたまに聴くといいものである。



テレビだとボーッと見たり、ダラダラ見たりということになりがちだが、



ラジオだと音声を聞きながらいろんな想像をするせいかテレビを見るより頭が働く気がする。



この番組は歴史への興味を喚起してくれる良い番組だと思います。



是非、空海様を取り上げてほしい!(切なる希望)



この「DJ日本史」だが、今回のテーマは「家康」である。



両氏の歴史に関する話題は泉のごとく湧いてきて尽きないし、
歴史をめぐる新説なども披瀝されて大変に面白かった



松村氏の話で印象に残ったといえば関が原の戦いに家康の継承者秀忠が真田勢に足止めさせれて合戦に間に合わなかったというのが有名なエピソード。



百戦錬磨の真田勢に挑んだ未熟な秀忠が翻弄される…



というのは大河ドラマでもよく描かれる。



大抵、家康は激怒することになっている。



ところが…




松村氏によればこれは家康にとって織り込み済みだったのではないかというのである。




本能寺の変で信長と後継者信忠が亡くなる。



もし関が原の戦いで東軍が敗北し、家康、秀次の両名が討ち死にすればそこで徳川家は終わる。



ならば秀次はなんらかの形で戦場から外しておきたい。



家康自身、第一次上田合戦で真田勢の強さは熟知している。当然、秀次の実力も。




秀次の敗北と遅参は家康の計算の裡だった…



老獪で緻密な策略家である家康なら多いにありうるのではないだろうか。



これはなかなか面白い推論だとちょっと興奮した。



歴史は面白いである。



【松村氏のモノマネ…うまい!そしてご本人の人間性みたいなものも伝わってきますね。
歴史にもお詳しいようで、ファンになりそうです。】


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