アジサイ「十二単」 湯川秀樹VS小松左京
長く続いた干天を補うように雨が続いています。
今年はムカデが多い気がする。
お風呂に入って洗面器を手に取ったら洗面器の下に丸まったムカデが居たのである。
死んでるのかと思ってお湯をかけたら…
ピューっとこちらに向かって走りだしたのでちょっと怖かった。
娘が刺されると困るので往生していただきました。
裸ではムカデに遭遇したくない…
日本産の八重咲きのアジサイで色彩のグラディエーションが楽しめるようです。
本日、久しぶりの団体での拝観あり。
一日中雨で少し可哀想。
松尾寺→昼食(琉々亭)→金剛院→桂林寺
というコース。
宝物殿で仏像の説明をして、終りがけに雨が小降りになってきたので
「皆さんの日頃善行で雨も小止みに…」
と言い終わらないうちに
ザーザーものすごい音を立てる本降りに変わった!
単なる天候不順か住職の日頃の悪行か…
- 作者: 小松左京
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/07/14
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産経紙にも小松さんの記事が定期的に掲載されているが、やはりこの方はタダ者ではなかったと再認識。
湯川秀樹博士が新聞記者だった小松氏に
月やあらぬ 春や昔の春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして
という歌を示したというエピソードが載っていた。
小松氏が作者を在原業平と答えただけでなく、この歌が量子力学の観察者効果のことをかけている…と謎を解いた。
かっこいいエピソードだと感心してしまった。
湯川氏も小松氏も共に京大出身だが、京大には文系、理系の枠にとらわれない学際性や総合性がある。
左京というペンネーム自体が当時左翼に系統していたことと京大卒であることをあわせて“左がかった京大生”ほどの意味だったという。
観察者効果とは量子力学の世界で観察されること自体が観察されるものに影響をあたえるという摩訶不思議な現象。
ここから先はいつもの妄想だが、このことはどこかで仏教の真理とつながってくるように感じている。
うまくいえませんが多分つながっていると感じます。
心や思いや念が物質的存在に影響を与える…
そのことをいつか科学者が語る時代がくるかもしれんません。
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