いざとなったら… 世界遺産の絶景
数日来雨が続き暑さが和らいだ。
「良い雨を貰いました」というのが挨拶言葉である。
農業されている方には格別だろう。
暑さに喘いでいたいた者にも憩いの雨である。
夕方から深夜にかけて静かに降る雨の音に虫の声が重なるとなんともいえない秋の深まりを感じる。
本日の午前中で今月の主な法務も終了。やれやれである…
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「HOME 愛しの座敷わらし」を観ていたら気になる台詞があった。
母親の介護に話題が及んだときに安田成美氏の演じる母親が
「私こう見えてもいざとなったら腰がすわるのよ」
(と言ったと記憶しているのだが…)
いざとなったら腰が据わる…
…
私の感覚では
いざとなったら座る(据わる)のは腰ではなく腹だと思うのだが。
勘違いかな…
「あまちゃん」で鈴鹿ひろ美役の薬師丸ひろ子氏が「ドラマの母親役というのは肝っ玉母さんか、病弱しかない…」みないなことを言ってて笑ってしまいましたが、確かにこの2つはドラマの定番ですね。
それにしても安田成美氏の演じる母親は、
基本綺麗で、温厚、しっかり者、少し天然で、可愛さがある…
そんな母親を演じさせたら安田氏は天下一品である。
「肝っ玉型」「病弱型」に対抗する「安田型」という分類ができそうな勢いである。
お見事というほかない。
ただ私の感覚からすれば安田氏の母親は少々、<可愛い>という要素が勝ちすぎている
大人性がもう少しほしいところ。
世の中全体の基準からすれば多分適正なのバランスなのだろうが。
可愛いのが何が悪いとお叱りを受けそうだが、
大人は大人であるべきだと思う。
母親が大人でなくては子供も育たないし、家庭も維持できない。
可愛いということの紙一重は常に庇護者を求め、自制が弱く、わがままである。
可愛いということは大人になりきれないことと紙一重なのだ。
女性が若いとか可愛いと評価を受けることに邁進することは多分、自分も家族も不幸にするのではないか…そんな気がする。
「HOME」でも岩手の素晴らしい田園風景の映像が印象に残った。
田園というのは決して自然そのままではなくて、
人間が長い時間をかけて自然を改良してきた姿である。
その意味では極めて人工的な風景なのだろう。
それでも田園が日本人の原風景の役割を果たしていることは否めないだろう。
多分、そこには自然と人間が長い時間をかけて調和を求めた結果があるのだろう。
日本人は無意識にそのことを感じているのかもしれない。
美しい田園がいつまでも失われないことを願わずにはいられない。
アドビシステムズの「日本遺産フォトコンテスト」
で最優秀作品に選ばれたのは大分県田染荘の夕景である。
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