彼岸の中日 スズメバチ対策
【花日記】
今年は彼岸の始まりを知っていたかのように彼岸花が咲き始めた。
萩咲き始め。
本日は彼岸の中日。
松尾寺の彼岸法要への出仕も本日で終わり。
法要の前に灯明に点灯しようと少し早めに本堂にあがったら、
娘と同じクラスの女子がお参りに来ていた。
挨拶したが僧衣姿だったので少し不思議そうな顔をしていた。
蒸し暑く読経していると汗ばむほどだった。
昨日はスズメバチの駆除を再開。
2つの巣の駆除を完了。
ひとつは建物に立てかけてあった梯子に作られたもの。
梯子を倒して殺虫剤を噴霧したあと、庭園の池に梯子を沈めた。
もうひとつは山門の屋根に作られたもの。
高さ6メートルは優にある高所である。
高い梯子に乗ってさらに竹ざおの先に殺虫剤を取り付けたものを巣に近づけ遠隔操作?で噴霧。
頃あいを見計らって、柄つきののこぎりで巣を切り取り始めたら、
巣の中には健在なスズメバチがゾワゾワと密集していた。
巣の表面に噴霧しただけでは効果がないらしい。
中途半端には放置できないのでノコギリで巣を解体し、
落下した巣は山門の前にある川に投げ入れた。
巣を切断していると蜂蜜みたいな粘着性の液体が滴るのが少しリアルである。
スズメバチというのは危害を加えられないかぎり積極的に攻撃しないとされる。
その意味では人間が勝手に害虫とみなしているだけなのかもしれない。
ただ普段と違う音や振動に反応して突然に攻撃を始めると言う例も多い。
昨日、1歳の女の子を連れて参拝に来られた若いご夫婦がお参りにこられて、もし幼い子供さんが蜂に刺されたら申し訳ない…と急に思い立って、スズメバチの駆除を再開したのである。
まだ境内に2つ大きな巣が残っている。
夜、8時頃車のヘッドライトを頼りに作業していた。
誰も来ないと思っていたら、近所の方が回覧板を持ってこられ、
私のいでたちを見てギョッとしておられた。
そりゃまあ、暗がりに蜂の防護服を着て立っているのに遭遇したらやはり不気味だろうと思う。
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