円皮鍼 秋深し

  


本日より気温も下がりいよいよ秋の深まりを感じる。


午前中、法務1件


午後から鉈で巻き割りしたら腕がダルダルになって弱った。


ふだんやらないことをやるものではない…



ファロス 円皮鍼100本入り(SJ-525) - 太さ0.18mm×針長1.3mm

ファロス 円皮鍼100本入り(SJ-525) - 太さ0.18mm×針長1.3mm



密林で円皮鍼というものを見つけ試している。



小さな絆創膏の内側に0.2ミリほどの鍼がついている。



これを患部やツボに貼る。



僅か0.2ミリほどの鍼だが、しばらくするとじんわりと効いてくるのが分かる。


値段もせんねん灸と変らない。



長時間使用することも可能でお灸よりコストパフォーマンスがいいかもしれない。


なかなか面白いものを見つけたと喜んでいる。



東洋医学では身体は<気><血><水>という3つの要素で出来ているとされる。


なかでも<気>というのは意識そのものとダイレクトに関わっている。


病気になること、病気から回復すること、健康を維持することは意識のあり方と関わっていることになる。


言い換えれば<血>や<気>といった要素を整えることが意識が影響することも間違いない。


気功や太極拳やヨーガといったものに惹かれてそれらの世界をうろうろしているが、


身体は機械ではなきくて、意識や環境ともつながっているとてもオープンで複雑なシステムであるということは間違いないと思っている。



何かが分かったことに喜んでいても何年かすると間違いだと気がついて愕然とすることがある。



同時に、僅かづつでも自分が変化していると感じられるのは楽しい。



残りの人生がどれくらいあるのか分からない。



残りの時間をかけて自分の心身を高めていきたいと思う。



向上することができれば、周りの人に何かを還元していきたいという気持ちも自然と生まれるのではないかという気がする。



その点で自分が仏教という道を選び、細々と、遅々とではあるが、向上に向かい、そこで得られたものを縁ある方に伝えていきたいという思いと重なっている。



残りの人生はどれくらいあるだろうかと考えることがある。


四季でいうなら春も夏も疾うに過ぎ、秋の半ばくらいだろうか。


そう考えると、この時節の秋の深まりも一層しみじみと感じられる。



【本日の夕空も素敵でした】


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