台風通過中は読書にて 日米開戦の新事実
大阪の某有名ホテルが食品の表示を偽装していてかなり大きなニュースになっている。
偽装ではなくとはかなりの強弁。
責任追及は必至であろうと思われる。
レシートがあれば返金に応じるという報道を聞いて老僧が…
「ホテルというのはレシートをもらえるのか!」
と感心したように言うので
そこかよっ!しかも今さら!
とつっこんでしまいました…
台風の被害も思ったほどではなく一安心だが幼稚園が休みになる1日妻と
2人で娘の相手をする。
娘は最近肩車がお気に入りで延々肩車をやらされていたら首の筋を違えたらしく。
寝違えそっくりの症状になった。子守も楽ではない…
- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2008/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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密林の古書から本が2冊届く。
町山智浩「キャプテン・アメリカはなぜ死んだか」(太田出版)
どの国にも光と影がるが、日本人はアメリカの光しか見ていないのではないかと思わせられる。
サブタイトルにあるようにまさに「超大国の悪夢と夢」を垣間見ることができる。
本当の特殊潜航艇の戦い―その特性を封じた無謀な用兵 (光人社NF文庫)
- 作者: 中村秀樹
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 2007/05/01
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もう一冊は中村秀樹「本当の特殊潜航艇の戦い」(光人社NF文庫)。
を読んでいたら。
本書はかなり専門用語を駆使して書かれている上に、膨大な資料を精査して書かれたため、少し理解に時間のかかる部分があるが、驚くようなことがサラッと書いてあった。
大事な部分なので引用しておこう。
あの小さな特殊潜航艇が、日本海軍のみならず、日本の名誉を守ったことを、まず最初に紹介したい。
真珠湾攻撃が卑怯なだまし討ちという誤解は、アメリカ政府の政略に基づく謀略宣伝に端を発する。よくある戦時の情報操作であるが、主力艦群があっけなく壊滅した現実を直視したくない、というプライドの高い米国民の心理がそれを補強、戦後時間を経てさらに拡大再生産されて、今日では悲しむべきことに定説化してしまった。映画「パールハーバー」などは、その典型であり、無知な日本人の一部もそれに侵されつつある。(同じアメリカ映画でも「トラトラトラ」は事実に基づいて製作されていたが)
しかし、それは事実に反するし、ここに明瞭に否定する事例がひとつある。
一九四一(昭和十六)年十二月七日〇六四五(日本時間〇二一五)、真珠湾外で哨戒中の米海軍駆逐艦「ウォード」(Ward)が、日本海軍の甲標的を発見、砲撃と爆雷攻撃でこれを撃沈した、すなわち、日米戦最初の火蓋は、宣戦布告前の日本の空襲ではなく、米海軍によって切られたのである。「ウォード」の報告には、The attack was made at 0645 whic was before Pearl Harbor was bombed by Japanese planes.と明記してある。米海軍による特殊潜航艇への攻撃は、日本海軍急降下爆撃の第一弾投下の実に一時間二十分も前のことである。この報告が、太平洋艦隊司令長官に空襲の直前に届いたため、米海軍が奇襲に対応できなかったことは、米海軍のミスであって日本海軍の責任ではない。
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アメリカがフライング・タイガースという義勇兵を偽装した空軍部隊によって日米開戦前に日本軍を攻撃していたのは有名な事実だが、日本軍が真珠輪を攻撃する前にアメリカの手によって日本の潜航艇が撃沈されていたというのは初めて知った。
内容が緻密なので読むのに時間がかかりそうである。
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- 作者: 矢上裕
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知人が矢上裕「自力整体法の実際」(農文協)という本を貸してくれた。
試してみるとなかなか具合がいい。思わぬ出会いかもしれないと喜んでいる。
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