雪の山寺　「おおかみこどもの雨と雪」

本日は法務１件。

雪道を法事のあるお宅に向かっていると時速20〜30キロの超低速運転の車が走行。
追い越し禁止区域である。

そのうち私の車の後ろに数台の車が連なり、
あんまり遅いので私もさすがにどうかと思っていたら…

私の後ろの車が怒り心頭に発したのかクラクションを鳴らす…

ようやく問題の車が路肩に避けてくれた。

追い抜き様に運転席を見るとおばあちゃんがちょこんと座っていた。
雪道で怖かったのだろう。

法事先のお宅についたら、一足遅れでさきほど後ろからアオっていた車が到着。
法事の参列者の１人だったことが判明。

法事では大勢の子供達が般若心経を一緒にお勤めしてくれた。

僅かな間に暗誦してしまったのだという、子供の頭の柔らかさには驚く。

幼稚園くらいの女の子に「お経上手だね」と言ったら、

「あなたもね」と

可愛く言われてしまった。

家に帰れば娘が雪遊びに夢中。

入浴させるとお風呂の中にまでバケツで雪を持ち込んで遊ぶ遊ぶ。

雪の塊を押し付けられて悲鳴を上げる父（住職）

録画しておいた「おおかみこどもの雨と雪」を一緒に観る。

親子で見ても面白いし、大人もじっくり鑑賞できる作品である。

映像も音楽もとても綺麗で感心した

先日も「風の谷のナウシカ」が放映されたばかりだが、日本のアニメは宮崎作品がランドマークなのだから後に続く人達は大変である。

動物と人間、人間と野生、親と子、都会と自然、子育てと自立…

主人公のシングルマザーが狼男との間にできた子供を逞しく育てるファンタジー。

ところで主人公達が雪の中を転げまわるシーンが
あったが、野生動物はどのように寒さに耐えているのだろうかといつも思う。

ダウンジャケットもヒートテックもフリースもヒートテックフリースなく、雨や雪に遭遇しても低体温に陥らない

人間も恐らく裸で暮らしていた時代があったのだろう。

体温を保持する仕組みはかなりの部分、野生の動物と共通しているのではないだろうか。

体内に熱を発生させるか、熱の放散を防ぐ、冷気の侵入を防ぐくらいしか思いつかない。

冬季は食料の入手が難しいので体内で熱を大量に発生させるのは合理的でない。

…と、ユニクロ製品重ね着しながら妄想している。

　
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