新幹線大混乱の中で

 


昨日、所用があって上京することになっていたのですが…


有楽町で火災発生のアナウンスの後、京都駅を1時間あまり遅れて走り出したと思ったら隣の米原で停車。


そのまま2時間待ち…


時折アナウンスはありますが、普段とちがう事態なのでアナウンスも噛みまくり…



復旧の目処がたって米原から走り出したのは正午過ぎでした。



たくさんの新幹線が団子状態のため、その後も遅延が続き…7時間余り掛かってようやく東京に到着しました。


帰路も大幅に遅れで京都-東京間の往復で10時間余りかかったことになります。



新幹線によっては暖房が効かない車両やトイレが使えない車両もあったり、待合室も満員で、駅の構内で立ち往生された方も大変に多かったとのこと。



何より座席に座れなかった方々の疲労困憊は相当なものだったでしょう。




日本人は我慢強いといわれますが…


誰も文句を言いません。



7時間ものあいだ実に静かに時間が流れていきました。


幼い子連れの母親に席を譲るサラリーマン

隣のシートに座ったみず知らぬ子供をあやす若者


日本人は捨てたものではないな…と思いました。





今回の火災は消防車40台以上が消火にあたる大規模なもので、実に30万人以上の乗客が影響を受けたとのこと。新幹線以外の路線の遅延やさらには有楽町界隈の百貨店、商店街などの受けた損害も大きく、被害の実態は相当に大規模なものだったようです。



気になる火事の原因ですが漏電との説が有力。


もしこれが人為的に引き起こされたものであったらどうでしょうか。


火災原因の第1位は放火です。



もしこの火災が放火によるものだったとしたら…


その犯人はとても大きな災禍に遭うことは間違いないでしょう。



天罰というのとは少し違いますが数十万人もの怒り、不快、苦痛…それらは必ず原因を作った者に及びます。



これはかなり怖いことではないでしょうか。





世間を騒がせて喜ぶ愉快犯というのが時折みられますが、



愉快の代償は時にとてつもなく大きなものであることを知るべきでしょう.



それこそが道理の世界ではないか思います。


人が幸せになるのも不幸せになるのも道理があるからであり、全てが必然だからです。


もうちょっといろいろ書きたいのですが、長旅で疲れておりますのでこのへんで…


ちなみに新幹線の特急料金は全額返金してくれました。

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