冬の必需品 きくち体操
朝起きれば雪景色。
約15センチの積雪である。
玄関から山門まで除雪した後、湧水にパイプをつないで雪が溶けるようにした。
元日、兼務寺院のお互礼会から帰ってから、
義弟の長靴を間違えて履いて帰ってきたことが判明。
昨日は、別の兼務寺院の互礼会の後、
檀家さんの長靴を間違えて履いて帰ってきたことが判明…
イタイ…
田舎で冬の黒長靴は当たり前。
おまけにみんな○メリか○オツキで買うので銘柄まで一緒である。
(ちなみに○メリの長靴は漏水しやすいのでオススメしません)
どうやって持ち主に返そうか思案中…
20年近く気功を学んでいる。
最近、感じるのは世間でいうところの気功と私のめざしているものが随分とかけ離れてきていると感じることがある。
普通、気功というと
病気治しとか
能力開発とか
「中国3000年が生んだ…」
みたいな感じですよね…
だが…
私たちが生きていくプロセス全てに気というものは関わっているではないかな…と感じる。
その全てに関わる気というものを探求してみたい…と思うのである。
実は、私にとっての気功はいつの間にか仏教と近いものになりつつあるようで面白い。
先日、身体関係の本を密林の中古で何冊か購入
- 作者: 木村友泉,佐藤青児
- 出版社/メーカー: マキノ出版
- 発売日: 2008/09/02
- メディア: 単行本
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「1分で小顔になる!耳たぶ回し美顔術」(マキノ出版)
テレビで監修者の佐藤青児氏の実演を見たので購入。
美顔に興味があるのではなく、佐藤氏の類書で一番安かったから。
耳たぶと顎関節を動かすことで全身、特に顔面や顔・首・胸・肩の血流、リンパの流れが良くなるのが実感できて面白い。
- 作者: 菊池和子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/01/21
- メディア: 新書
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- 作者: 菊池和子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 大型本
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「はじめての「きくち体操」」(講談社+α新書)
「驚きの若さを手に入れるきくち体操」(宝島社)
数年前に菊池和子氏の創案したきくち体操の教室の様子がテレビで放映されていた。
70代、80代、90代の女性が実に若々しく見えたのでかなり驚いた記憶がある。
多少はテレビ的な演出もあるだろし、何より女性向けの体操という印象があったのだが、
- 作者: 矢上裕
- 出版社/メーカー: 新星出版社
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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昨年、知人に勧められた自力整体という運動を試しにやってみたら数日、とても身体に反応があったので、今年は関心を持ったものを先入観を持たずにやってみることにした。
美魔女というのが流行りですが、きくち体操のめざすのは私たちがイメージする「綺麗な身体」「若い身体」を目指すのではなということがまずひとつのポイント。
(以下、完全に主観的感想です)
創案者の菊池氏が目指しているのは…
(ここからがすごい重要なポイント)
何を目指しているかというと…(引っ張ります)
『賢い身体』
ではないかと思う。
では身体が賢いとはどういうことかというと
身体と意識がしっかりつながり
隅々までよく動く身体ではないかという気がする
その結果として、若さや美しさを手に入れられるのではないか。
さらには身体と意識イコール脳をつなぐことで病気が回復したり、脳の機能が回復する。
きくち体操とは身体と脳をつなぐ体操ではないかということである。
意識と身体のつながりには粗密があり、年齢を重ねたり、病気することによってどんどん『粗』になっていく。
それを逆転させるのが賢い身体ではないか。
医学的には、身体が若くなる、老化が止まるというのはこれまであまり考えられてこなかった。
高齢者、否、一定以上の年齢に達すると、医師に体調の不良を訴えても
「歳をとったら誰でもそうなりますよ」
と言われておしまいである。
賢い身体になることで医学的には顧みられなかった、身体と脳の状態を若い状態にキープする、あるいは取り戻すという可能性が生まれる…私には非常に納得のいく考え方なのである。
この『賢い身体』という考え方は他にも面白い問題とつながっている気がしている。
(明日に続きます)
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