初不動講 59%
本日は今年最初の不動講。
朝8時の本堂はマイナス度。本堂の周りはまだ雪が残っているのでお勤めの前に除雪少々を行う。
寒い本堂の中でのお勤めだったが、皆さん頑張って頂きました。
お接待は母親の作った甘酒。
西舞鶴に大阪屋さんというお店があり麹を売っておられる。
麹だけで作った甘酒はくすんだ色だが濃厚で、身体に効く気がした。
いつも炊いた白米と乾燥した麹で甘酒を作っているが、
今度は自分でも生の麹で作ってみようと思った。
何がポイントかというと…
1500人の女性にアンケートをしたところ59%が夫と同じ墓に入りたくないというのである。
59%…
果たして間に受けていいのだろうか。まてよ…
「お墓に入りたくない」というのは実際に「入らない」ということではなく「入りたくないが、仕方がないので同じ墓に入る」という数も含んでいるのかもしれない。
ここらへんは少しマユツバな数字である。
とにかく…女性は夫と同じ墓に入りたくないのだということが言いたいらしい。
その最大の理由は「自分がよくしらないご先祖様と一緒は嫌だ」という
自分の直系のご先祖様であっても何代か遡れば「知らない人」ではないだろうか?
嫁ぐというのは嫁いだ先の家の系譜に連なるということである。
血縁こそないものの結婚という紐帯を通じて、
新しい家系の一員となるということである。
そんな当たり前な考えがもう通用しない世の中になりつつあるのだろうか。
言い換えると良くも悪くも自分中心という考えであって、家や先祖代々という縁(えにし)を自分から拒絶するのがひとつの選択肢になりつつあるのだろうか。
(勿論、嫁いだ先が余程問題のある家であれば別だが)
「朝イチ」という番組は社会や時事を扱ったテーマでは<いかにも女性目線に立ってます>的な作り方が多くては感心しない。
それって結局「女性は男性に虐げられてて可哀想」といういつもの
NHK節の延長のような気がする。
司会の有働さんというアナウンサーは決して悪くないのだが。
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