礼拝! ブツヨクOK
知り合いのご住職が法要の司会を檀家さんに頼んだら、法要の冒頭で…
「合掌!…レイハイ!…」
と言われたそうである。式次第に書かれたあった「礼拝」を「らいはい」ではなく「れいはい」と読んだわけである。
「れいはい」だと「アーメン」になってしまう?
仏教用語というのは難しいのです。
ちなみに中国語ではキリスト教のことを「礼拝教」というそうである。
本日は兼務寺院にて留守番。
残雪があったので2日前のご紹介した「疲れない雪かきのコツ」を早速試してみた。
確かに腕より体幹を使える感じがしてなかなか良かった。機会があればお試しを。
遠方からお参りに来られた男性とお話したら、最近、お寺に関心だ出てきていろんなお寺をどんどん回っているんとのこと。
「あまり欲をだしてはいけないでしょうかね?」と尋ねられたので
「同じブツヨクでも物欲ではなく佛欲はいいんじゃないでしょうか?」とお答えした。
もちろんたくさんお寺を回るのが一概に良いと言えないこともあるが、
様々な宗派の寺院をまわり、お寺の者ともいろいろお話をして何かを感じていただけばいいのではないだろうか。
最後はやっぱり菩提寺で先祖供養するのが大事ということに落ち着いてもらえれば有難い。
そしてお寺も大事だが、日々の生活で仏教を感じ実践してもらえますように…にそんなことを念じつつお話した。
菩提寺を大事にし、先祖供養に励むことはとても大切なことである。
仏事というのは地味なものであるが、幸せの根本のひとつは先祖供養ではないかと思う。
誰にでも縁のつながったご先祖様がおられるのだからそのご先祖様を大事にすることは大きな功徳がある。先祖は子孫を助け、庇護する存在である。
先祖供養を通じて親、祖父と続く多くの先人に感謝し、そして今生を前向きに力強く生きることが大事なのだと思う。
この世のことも大事。あの世のことも大事…
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