空海の秘密を解く鍵 


意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫)

意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫)


本夕は読書好きの知人が来訪。


話が弾んで愉しい時間を過ごすことができた。


前から読みたかった井筒俊彦「意識と本質」を貸してもらう。


この方は宗教にも大変造詣が深いのだが


いろいろ話しをしているうちに悟りを開いた方というのは砂漠、洞窟、荒野など生命感の無いフィールドで修行されることが多かったのではないかという話しになった。


そういった孤絶した環境にどういう意味があるのか…その方が帰られた後で少し考えてみたがなかなかまとまらないのだが面白いテーマだと思う。




本日密林より届いた2冊。


小松左京「宇宙にとって人間とは何か」(PHP新書
加藤誠一編「般若心経秘鍵」(角川ソフィア文庫


先日聞いた観音寺住職の小藪僧正の法話で火がついて空海の「般若心経秘鍵」が読みたくなったのである。


分量は約150ページ。


「般若心経秘鍵」の原文、読み下し文、口語訳、解説、さらに「般若心経」の読み下し文と口語訳など初心者にも理解しやすい構成になっている。


冒頭にキーセンテンスとなる部分の解説があって全体を俯瞰できるようになっている。


末尾に空海の残した手紙などから人間的な側面が垣間見える。弟子にあてた愛情溢れる手紙や亡くなった愛弟子を愛惜する追悼の言葉、人生相談などなど。


いろいろ思うところがあったがうまくまとまらないので、多分明日に続きます…


真言は不思議なり観誦すれば無明を除く、一字に千里を含み即心に法如を証す』


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