キツネ色 非常に良いプレゼント 空海様は確信犯か
夕方、車で山寺に帰ったらキツネらしい生き物が裏山のほうに走っていくのが見えた
まだ夕方の6時半である…野生生物が出没するにはちと早いのではなかろうか。
最近、キツネは頻繁に庫裡の周りを徘徊しているらしい。
一度写真を撮ってみたいものだ。
私の見たキツネの体色はいわゆる茶色っぽいキツネ色というより灰色や黒褐色がかった色だった。
動物といえば…先日兼務寺院の檻にアライグマが掛かった。
ちよっとかわいそうになって農林課が回収に来る前に食べ物を檻に入れたりしていたが、農林課が回収に来る1時間前に檻を脱出して逃走。
暴れて檻が横倒しになったはずみに入口のストッパ-が外れたらしい。
野生の動物というのは逞しいものである。
- 作者: 正木晃
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2006/09/14
- メディア: 大型本
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バレンタインのお返しに「マンダラ塗り絵」という本を妻にプレゼント。
だが…
事務所を掃除していた妻に密林からの発送伝票を見られてしまい、密林の中古品であることがバレてしまった。いいじゃないの“非常に良い”というランクの商品なのだから。(中古品の状態は“非常によ良い”が最高ランクである)
空海「般若心経秘鍵」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)
- 作者: 空海,加藤 精一
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2011/05/25
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ネットで空海の記事を見ていたら、20年の留学期間を僅か2年で帰朝したのは、資金を使い果たしたからだという解釈が書かれてあって笑ってしまった。
空海は密教の習得に際して恐るべき集中と理解力によって貪欲に吸収していったと同時に、密教の必要な法具、マンダラ、経典などに惜しげもなく資材を費やして収集していったと考えられるからである。あながち資金が早々に底をついたとしても止むをえないかもしれない。
ものすごく久しぶりに「般若心経秘鍵」を読み直しているが、
本書では「般若心経」には仏教の全ての教理が含まれているという思想が貫かれている。
これは確信犯的?な主張なのだろうか…
「般若心経」の注釈ではなく、再解釈の提示なのである。
顯教の経典である「般若心」の中に密教の真理要随を見出すという試みなのである。
全てのものが秘密の教えとなるという大胆な主張である。
ひとつの中に一切がある…
全てのなかに真理がある…
密教という教えがあるのではなく、その教えを見出すことのできる眼に触れることで秘密の教えとなる…
即心成仏の思想もそこにつながってくるわけだがこの「般若心経秘鍵」を果たしてどのように読み、解釈したものか…いろんな考えが頭の中をグルグル駆け回っている。
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