春の味覚 力を引き出す
本日は終日小雨の降る寒い1日。
明日は雪が降るとの予報。春は随分とのんびりした足どりでやってくる。
午前は月参りの後、松尾寺の彼岸法要に出仕。その後、法務1件。
松尾寺の本堂で読経していると吐く息が白く見えた。
蕗味噌とフキノトウの天ぷらを頂く機会があった。
ほろ苦い味が体に染み入るような美味である。体が目覚めるような気がした。
春の野草というのは畑で取れた野菜とは一味も二味も違うのである。
車で走っていると道端にフキノトウを見かける。
以前から一度やってみたいのはフキノトウを茹でて刻んだものを生地に入れてお餅を作ること。
この餅をを焼いてお醤油をつけて食べたら美味しいのではないか…
それからヨモギがそろそろ新芽を出しているので新芽を摘んでヨモギ餅にしてみたい。
毎年、春になるとそんなことを考えるが一度も実行に移せない。
【山忠HP】http://www.onmusubi.jp/tights_sinurakimou.html
白衣の下にヒートテックのタイツを穿いていたのだが、妻が山忠というメーカーのタイツを買ってくれた。
生地も極厚だが、ヒートテックよりもさらに暖かいので重宝している。
修行が足らんと言われようが、チキン野郎といわれようが…
暖かいのには勝てないのである(断言)
お葬式は人生の一大事だが、それがいつ起こるかは分からない。
いつお葬式を受けてもいいようにスケジュールに余裕を持たせることと体調管理にはかなり気を使う。
風邪を引かないこと、疲れをためすぎないこと、特に寒さに体が負けないようにすることが大きポイントである。
お寺の建物は寒い上に当地は底冷えがするので防寒対策にはかなり力を入れている。
尤も体を適度に動かすことも必要である。
デスクワークが多くなるとウツウツしてくるので、夕方4時くらいから2時間くらい作務すると適度におなかも減って、美味しく夕飯を頂くのがお決まりのコースになっている。
幼稚園でもらってきたチラシにある大学の先生が教育についていろいろ書いておられた。
論点はいろいろあったのだが、私なりに集約すると、「子供の持っている成長する力」みたいなものを引き出してやれたらいいのではないかという気がする。
親が自分の価値観でこれが子供に良いと思っていることは案外見方が狭いのではないかという気がする。
早いうちから英語をやらせるみたいなことが必要ないとはいわない。いろんな習い事は大結構である。だが、何をさせるにせよ子供自身が持っている方向性や、個性的な力を引き出すことが大事だと思っている。
いろんな子供を見ていると一人として同じ個性がない。
じっくりその個性とつきあえるのは親しかいないのである。
「〜する力を引き出す」という考え方は案外大事なのではないだろうか。
例えば病気が治るというのも実は医療で治るというより、体のもっている治る力を引き出せるかどうかで決まるのではないかという気がする。
様々な養生法を試しているが、治る力を底上げすることが目的のひとつという気がする。
さらに飛躍を重ねるなら…
人が成仏するというのも、私達が本来持っている仏になる力を自分の努力と仏様の力との相乗によって引き出すということなのではないかという気がする。
これはちょっと行きすぎか(苦笑)
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