あなたに似た人  ベルばら讃歌

 


春風の 花を散らすと見る夢は 覚めても胸の さわぐなりけり



与保呂川沿いの桜が満開の様子。


桜は近くで見てもよいが、遠目に淡い雲のように見えるのも良い。


残念ながら明日は天候不順とのこと。






かなり用心深く体調管理をしているのだが、喉を痛めてしまい法務に支障が出始めている。



読経しているとどんどん声が割れてくるのである…



無理して声を出すので尚更治りが遅くなっているようである。



今日も無理やり「いろは歌」を歌おうとしたら、いつもよりずっと高いキーで歌いだしてしまい、歌いだした瞬間しまった…と思ったがもう遅い。



途中からぐずぐずになり散々である。






今年はコブシが実によく咲いている…と感心していたら、コブシの他に同じモクレン科の「タムシバ(田虫葉)」があるとご教示いただいて少し驚いた。



「コブシ タムシバ」で検索すると沢山の記事が見つかった。


自然というのは多様で豊富なのだと改めて感じ入った。








ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-月組宝塚大劇場公演ライブCD

ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-月組宝塚大劇場公演ライブCD



産経紙に宝塚歌劇百周年の記事「ロマンと革新の伝統」が連載されていて興味深く読んでいる。



宝塚といえば「ベルばら」である。



子供の頃起きた当時の「ベルばら」ブームを今でも覚えている。



漫画の原作を舞台化することは難しいし、ましてや舞台が18世紀末のフランスとなれば尚難しいが、女性が男装するという宝塚だからこそ可能になったのであろう。



豪華な舞台や衣装も宝塚の舞台に映える。



演出には天下の二枚目と長谷川一夫も加わっていてメイクやラブシーンの演出にも指導や改善を行ったという。




ところで天国でオスカルとアンドレが結ばれるという演出はどこか仏教の影響を感じる。




あまりよい例ではないが、昔は心中する2人があの世で一緒に…と誓ったそうである。



ただ「ベルばら」の場合はそれをもっと甘美に夢幻のうちに表現している。



なんたってガラスの馬車が向かえにきて2人が乗り込むのである…すごい…




平安時代以降、阿弥陀如来への信仰が爆発的に広まるが、阿弥陀を信じれば臨終に際して迎えにきてくださると信仰された。



阿弥陀様が大勢の聖衆と共に向かえにきてくださるものから、ハイヤーみたいに乗り物だけやってくるとか…悪人の場合は地獄に落ちるとか、お迎えもいろんな種類があったらしい。




手塚治虫は幼児期を宝塚で過ごした。



手塚の代表作である「リボンの騎士」は男装の麗人が主人公であり、宝塚歌劇の影響が大きいとされる。



手塚治虫は少女漫画にも大きな影響を与えたが、その系譜につらなる少女漫画が原作となって宝塚歌劇の代表作が生まれたというのは考えてみれば面白いことではないだろうか。




漫画の神様も天国から笑って見守っておられるに違いない。




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