法事の悪夢 仁王さんの背中 オンとオフ
昨日は法務3件。
午前中法事で家でのお勤めの後お墓参りに行ったら冷たい雨がひょうに代わった。
1週間ほど喉の調子が悪い。
一昨日の晩、明日は法務が3件あるのに声が出なかったどうしょう…などと不安に思いながら寝たら…
非常に夢見が悪かった。
夢の中で私は法事に出かけるのだが、檀家さんの家に行く途中の道が道幅15センチくらいになっていて片側は絶壁、片側は切り立った斜面になっていて下を川が流れている…
私は絶壁にへばりつくようにして横歩きで進む。
体を支えきれないので斜面に生えている草を懸命につかんで体を保ちながら…さらにはところどころ道が崩れている…
ようやく檀家さんの家にたどりついたと思ったら…
塔婆を持ってくるのを忘れていたことに気がついた。
おまけに法事の前に急に眠くなり寝てしまう私…
気がついたら法事は終っていた。
一体誰がお経を読んだんだ…
不条理な夢だったが、昨日はペットボトルのお茶で喉を潤しながら読経したらなんとか法務を終えることができた。
南部の桜は散り始めているそうだ。当地はまだまだ桜が残っている。
今日も朝来にある高専そばの桜並木が綺麗だった。
本日は兼務寺院にて留守番。
老僧に仁王像の背面の写真を撮るように言われていたので撮影。
肩についている金具の形状を知りたいとのこと。
背後から見る仁王さんはロボットのような不思議な形状だった。
兼務寺院は標高が高いので屋内はかなり寒かった。参拝者は1名のみ。
昨日はかなり忙しかったので少しのんびりできた。
オンとオフという切り替えは大事ではないだろうか。
自律神経も交感神経と副交換神経という正反対の神経系によって制御されているとされる。
東洋医学的には陰陽の交代というところであろうか。
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一昨日、寝る前に自力整体のDVDを見て実習していたら「自分の体の声を聞く」という表現があった。
自分は体の声を聞けているだろうか…
せいぜい「お腹が空いた」「眠たい」「疲れた」…そんな欲求を感じるのが関の山だが、実は体はもっと多様で複雑なメッセージを伝えているのではないだろうか。
その声に耳を傾けられなくなった時にどうなるか…
メッセージを伝えることそのものをやめてしまうとか、<痛み>のような直截なメッセージを伝え始めるのではないだろうか。
生活に昼と夜というおおきな区分がなくなり、携帯やパソコンによって間断なく情報が流入し続けている環境というのは人間にとってもしかしたら不幸なのかもしれないと思うことがある。
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