甘酒三昧 仏教的ユニクロ
- 出版社/メーカー: 伊勢惣
- メディア: 食品&飲料
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相変わらず甘酒にハマっている。
毎回、いろんな麹を試しているのだが今回は密林で1キロの大袋を購入。
レシピを読んだら「3合の粥を作って麹を混ぜる」と書いてあって、普通は1合のご飯なのに随分多いな…と思いつつ炊飯器で三合の粥を炊く。
いくらなんでもおかしいと途中で気がついてレシピを確認したら…
「1合の白米を3合分の水で炊いて粥にする」
と書いてあった。
完全な早とちりである…
といわけで炊飯器にどっさり甘酒ができてしまった。
明日から毎日のように甘酒を食すことになりそう。
甘酒は体にいいのでなんら問題は無い…
着ている服の7割くらいはユニクロである。
週末にはユニクロの広告が入るのでついつい見てしまうが、
地元にユニクロの店が無いのが玉に瑕である。
京都に行くとついつい河原町の大型店に寄ってしまう。
最近出たスピーマコットンという素材のTシャツはなかなか着心地が良い。
本日の広告にはファレル・ウィリアムスなる人物とのコラボTシャツの広告が載っていた。
胸に「Think other」と書いたデザインのTシャツがあったのでちょっと面白いと思った。
どういうニュアンスの言葉か分からないが、
<別を考える>というのはなんとなく仏教的だな…と勝手に解釈してしまった。
円相みたいなのも書いてあるし…
いろんな考え方のひとつではなく、もっと根本的に違う解を見つけるのが仏教のひとつの方向性ではないと思うのである。
現代だと<最小のコストで最大の利益>という功利的な考えがまず優先される。
以前、あるご住職とお話していたら眼の前の人に最大のコストをかけるのが仏教だ…と主張されていて感じるものがあった。
「譲って損はなく、奪って得はない」というのは二宮尊徳の言葉である
一方、現代では「譲ったら損、奪ったら得」という考えが蔓延しつつある。
この世的な損得とは別の原理を認めるなら、人から奪う人間は衰退へ、人に与える人間は繁栄に向かうことになる。
こういう仕事をしていると人の為に一生懸命やったつもりでも相手に毛嫌いされることもあって、昔はいちいち落ち込んでいたが、最近はこの“原理”を信じようとおもっている。
同じ二宮尊徳翁の言葉に
「道徳を忘れた経済は、 罪悪である。
経済を忘れた道徳は、 寝言である。」
というのがあり、なかなか含蓄のある言葉だと思う。
二宮翁は単に道徳だけを説いた“偉い人”ではなく、実利実学もきちんと修め、藩政にも手腕を振るった偉人なのである。
経済という言葉の語源は「経世済民」すなわち「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」であるといわれる。
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