どんどん非教育的に 「ロシアは今日も荒れ模様」
最近、娘が寝る前のお話が復活。
娘が寝る前に自分が寝てしまうという不祥事が続発し、
ブログの更新も頻繁に滞りがち…困ったことである。
最初は「桃太郎」や「花さか爺さん」のような教育的昔話だったのだが、どんどん路線がズレてきて
梅干を食べてスッパイダーマンに変身する…みたいなヨタ話になりつつある。
ドラえもんが強力タケコプターを開発し、のび太君の頭がちぎれて跳んでいく…(ドラえもんがまた接着してくれる)
などなど…
どんどん非教育的になっていく
この先どうなることやら…
本日は兼務寺院にて留守番。
お参りも数組なのでたまった雑用をかたづけたり
参拝の方と少し時間をとってお話しして
時間がゆっくり流れていく感じがする。
昨日、本堂の階段の下にミツバチが営巣していると報告があったので確認する。
たしかに階段の下からミツバチが出入りしている。
ミツバチはスズメバチほど攻撃性はないのだが、懸念されるのは熊である。
熊は恐らく嗅覚でミツバチの巣を見つけて蜂蜜をとろうとして巣を襲う。
そして巣のある場所をメチャクチャに壊してしまうことが多いのである。
以前にもお寺の土蔵の礎石にミツバチが巣を作り、それがもとで土蔵の白壁に大穴を開けられたことがある。
また防護服を借りてきて蜂退治かと思うと少々気が重い。
- 作者: 米原万里
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/02/15
- メディア: 文庫
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先日密林で買った米原万理「ロシアは今日も荒れ模様」を小一時間ほどで読了。
作者の筆力には定評があるが、実に読み手のツボを心得た筆致である。グイグイ読んでしまう。その引っ張られ感が心地よい。
通訳者の眼から見たゴルバチョフ、エリツィンといった大政治家から市井の人々に至るまでのロシア人のエピソード。
飲食、娯楽、風俗など日常茶飯にいたるまでテンコ盛りのエッセイである。
ロシアの小噺が沢山載っているのも楽しい。
「父ちゃん、酔っぱらうってどんなこと?」
「ここにグラスが二つあるだろう。これが四つに見えだしたら、酔っぱらったってことだ」
「父ちゃん、そこにグラスは一つしかないよ」
落語に使えそうな小噺である。
筆者によればロシア人の平均寿命は57歳とのこと。
過度の飲酒がロシア人の健康を大きく損なっているという。
ゴルバチョフが節酒令を発布したために酒ウォトカを買うために長蛇の行列が必要になった。その頃の小噺。
酒屋の前の長蛇の列に待ちきれなくなった労働者が、
「こんなこおtになったのも、ゴルバチョフのせいだ。クレムリンに行ってヤツを殴ってくる」と息巻いて出かけたが、しばらくすると、戻ってきて、
「向こうの行列のほうがはるかに長かったよ」
と言って肩を落とした。
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