屋久島旅行記 屋久島の鹿
屋久島に旅行しました。
恥ずかしながら旅行当日まで屋久島が鹿児島県の島嶼であると知りませんでした。
てっきり沖縄の一部かと思っておりました…
ご存知かと思いますが、鹿児島の沖合い約60キロほどの位置に種子島と屋久島が兄弟のように並んでいます。
古代日本の律令制度のもとで種子島、屋久島はは多禰国(たねのくに)とされたそうです。
(兼務寺院と名前が一緒なのが面白い)
種子島が細長いサツマイモとすると屋久島はジャガイモのような形です。
この2島は実に対照的です。種子島は標高差が少ないのに対して屋久島は島の中心に1800メートル級の山々が並び。最高峰である宮之浦岳は九州一の標高なのである。
高速艇に乗るため待合所から雄大な桜島が見えたので思わず写真を撮ろうとして…
メモリーカードが入っていないことに気がついた(号泣)
相当に痛いミスである。以前、出先で写真を撮ろうとしたらメモリーカードが一杯だったことがあり、今回は念のためPCでメモリーの残量を確認したまではよかったが、そのままPCに入れっぱなしになっていたのである。
思い切り落ち込んでいると同行していた若いご住職が予備のメモリーカードを下さったので一件落着。
船着場でも面白い発見がありました。
種子島の観光ポスターにでっかく
「おじゃり申せ 種子島」
と書いてあるのである。
おじゃり申せ…ものすごくインパクトのある言葉であるが、よくよく考えてみると
これは「いらっしゃいませ」のことだと気がついた。
いらっしゃる→おじゃる
ませ→申せ
山口弁ではたしか「おいでませ」。これも
いらっしゃる→おいで(おいでる)
と考えれば納得がいく。
桜島からは時々噴煙があがるらしく火山灰がいたるところに降り積もっていた。
ガイドさんいわく、鹿児島弁では灰のことを「へ」というのだそうである。
さらに「蝿」も「へ」。
もちろんかの生理現象も「へ」という。
面白いですね…
はい(はえ)→「へ」
でも関西弁で「ハイ」という返事を「へぇ」といいますね(笑)
関係あるかもしれません。九州の地名や方言には古代や中世の言葉が沢山残っているのは間違いなさそうである。
実に脈絡無いですが…
屋久島で沢山鹿を見ました。
ヤクシカといい。島の人口より多いとか。
奈良の鹿のごとく人間を怖がりません。大事にされているのでしょう。
ただ奈良の鹿のようにあつかましく餌をねだったりしません。マイペースにモシャモシャ食事をしていました。
体型は小柄で、目元が実に濃ゆいかんじある。
それから角のツヤが磨いた屋久杉そっくりで笑ってしまった。
それからヤクザルという屋久島固有の猿もいました。
本土の猿より小型で毛が長いのだそうです。
いろいろ書きたいこともありますが続きは後日に。
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)
.