阿弥陀様大人気 団体参拝の日





昨日は兼務寺院の西国札所団体参拝。



C観光のバスは1週間前に納車されたばかりの新車で大変に気持ちよく、ガイドさんもとても感じの良いかたでした。



南円堂→平等院三室戸寺醍醐寺




南円堂は穏やかな天気で良い参拝ができた。



御堂の本尊(不空羂索観音)は拝観できないが、やんごとなき方の居られる感じが実に素晴らしかった。



平等院は西国札所ではないのだが、阿弥陀堂がリニューアルとのことで参拝に加えた。


が…


平等院に近づくにつれ車が増える。考えて見れば昨日は6月の日曜日である。



アジサイ三室戸寺とリニューアルした平等院というのは誰もが考えそうな組み合わせではないか。



平等院に着いてみれば鳳凰堂の拝観は1.5時間待ちの掲示が。



(多いときには3時間も待つことがあるという。)


しかたなく平等院境内のみの拝観に。





鳳凰堂の前にくると大勢の方がたむろしている。この方々が全員、阿弥陀堂の拝観を待つ方なのである。



境内は混雑していて、参加者数名が迷子に。




迷子を探しに行った人が帰ってこなくなるという“二重遭難”も発生。



宇治の喜桜茶屋で昼食後、三室戸寺へ。





三室戸寺につくや否や、突然の大雨。



参拝を諦めた方も多数。




その後は醍醐寺へ。



醍醐寺真言宗大本山のひとつである、私は今回初めての訪問である。



私は住職のくせに訪問したお寺が大変に少ないのである。経験値低しである。



ガイドさんに「どういう順序で諸堂を参拝したらいいですか?」と聴かれ



「分かりません!こちらに来るの初めてなので」



とキッパリお答えしました。



境内は杉木立が深く、独特の空気が漂っている。



神域のようでもあり、また荒ぶる存在も感じられる。



全体に時間がオセオセになり、塔中の三宝院の拝観締め切り5分前に到着。



ようやく帰路につきました。



それにしても何十年ぶりで訪れた阿弥陀堂は実に優美な印象を受けた。



平等院山号は朝日山という。
平等院は夕陽を意識していたお寺なのに山号が朝日山とは面白い。)



鳳凰堂は西方浄土阿弥陀世界を模したと一般に言われている。



夕陽との組み合わせを意識していたことは間違いない。



そして夕陽に包まれた鳳凰堂は大変に美しいにちがいない。


その時伽藍に映える朱色は夕陽に溶けるのだろうか、
それとも漫画の効果線のように、夕陽の光線を強調するのだろうか。


平成のリニューアルによって往時の姿に思いを馳せられるのは素晴らしい。もう少し人出の無い時期にもう一度訪れてみたいものである。


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