カラスを殺せ お盆ブルー
連続テレビ小説 花子とアン Part1 (NHKドラマ・ガイド)
- 作者: NHK出版,村岡恵理,中園ミホ,NHKドラマ制作班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: ムック
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朝ドラの「花子とアン」を観ているが、ここ数日は主人公の親友である白蓮の駆け落ちのエピソードで盛り上がっている。
駆け落ちの相手役の俳優氏が痩せたインテリ風でいかにも帝大の“活動家”にぴったりで笑ってしまう。
意外だったのがこの駆け落ちが当時の耳目を集めたセンセーショナルな実話をもとにしていることである。(「白蓮事件」)
白蓮は大正天皇の従妹にあたり当時は相当な大事件だったようである。
三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい
子供の頃はこの都都逸の意味が分からなかったが、
カラスの鳴き声に邪魔されず、ゆっくりあなたと過ごしたい…くらいの意味だろうか。
この歌の意味が分かりにくいのは『カラスが朝方うるさいほど鳴いている』という情景が日本人にはピンと来なくなっているからであろう。
庫裏の裏手にカラスの巣があるので朝夕にはカラスをよく見かける。但しそんなに煩く鳴いているというほどでもない。
最近、中村元の「現代語訳大乗仏典」のシリーズを読んでいたら「三千世界」というのは3000の世界ではなく、1000の3条(10億)だと書かれてあった。仏教用語というのはなかなかややこしいのである。
出仕された先輩のお坊さん方はお盆の準備や法務でお疲れの様子。
がっくり肩の落ちた方、うなだれている方、顔色の悪い方…
お盆ブルーです…
本日は護摩法要の前に法務2件。
法務の後、護摩法要まで時間の余裕があると思っていたら次々に4組の来客があり、気がつけば法要の直前になっていた。
昨日も疲れてうたた寝してしまい、気がついたら法事の始まる10分前だった。
ダッシュで着替えて法事に出かけたが先方の到着したのは開始1分前。
たまたまお寺に近いお宅だから良かったが危ないところだった。これから3週間ほどこんな生活が続くのである…
- 作者: 中村元
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: 単行本
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護摩法要の前に先輩のお坊さんと話をしていて「論書」が話題に上った。
というわけで迷っていた中村元「論書・他」(現代語訳大乗仏典)を密林の古書に注文。
「旅順攻防戦の真実」の続きを書くつもりがうっかりしていました。
近いうちに書かせていただきます。
旅順攻防戦の真実 乃木司令部は無能ではなかった (PHP文庫)
- 作者: 別宮暖朗
- 出版社/メーカー: PHP研究所
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