田主誠版画展 刃牙道 ペリリュー慰霊の旅 


午前中、赤レンガパークにて「田主誠 心の旅 版画館」のセレモニーに招待頂き観覧。



田主先生はお忙しそうだったので作品を拝見してすぐに帰山。




舞鶴100景シリーズ」「山頭火シリーズ」「いい日本みつけたシリーズ」などいずれも味わい深い。


今回、初めて旧北吸浄水場の版画を拝見したが舞鶴にはまだまだ知らない場所があるものだと感じた。一度訪れてみたいと思う。






舞鶴の歴史をまとめた「舞鶴のあゆみ」(舞鶴市郷土資料館編集)がリニューアルしたというので市役所の情報公開コーナーにて購入。



写真が全てカラーになったのが嬉しい。価格は200円也。



舞鶴の歴史、地誌が渾然と記述されていて主筆者の方の苦労とセンスが偲ばれる。






先日、出先のドンキホーテで「バランストレーニングクッション」というトレーニング器具を衝動買い。



海岸に打ち上げられた謎の生物…みたいな動画があるが、


そんな生物を連想させる不気味な物体である。


使い方は以下のとおり。






運動や身体についていろいろ考えることがあるが、広義の『バランス力』が脳や筋肉にとってとても大切なのではないかという気がして、いろんな器具を試しているがなかなか続かない。三日坊主の住職である…






オススメの運動器具は「エクササイズローラー」(異称多数)。



車輪にハンドルがついているだけという簡単な構造で価格も千円ほど。



思い出した時々コロコロ転がしているだけだが、短期間で腹筋や胸筋があきらかに変化しているのに気がついたのでちょっと驚いた。



費やした時間やコストを考えればかなり効果的な器具だと思う。







天皇皇后両陛下の陛下のパラオへの慰霊の旅が来年4月に行われる運びとなった。



パラオ諸島ペリリュー島は第二次大戦の激戦地であり、米軍の損害は硫黄島に匹敵するともいわれる。



この夏にペリリューでの戦闘を題材にしたテレビ番組が2本放映された。


NHK『ペリリュー島 狂気の戦闘』とドラマ『命ある限り戦え、そして生き抜くんだ』。


【命ある限り戦え、そして生き抜くんだ】http://www.fujitv.co.jp/inochiarukagiri/


スピルバーグが制作した『ザ・パシフィック』という太平洋戦争のセミドキュメンタリーでは、10本のうち3本がこの“ペリリューの戦い”を描いたもの。それほどアメリカにとっても忘れがたい戦いだったと言える。しかし日本ではなぜか、ペリリューの戦いはあまり知られていない。この物語は、この“知られざる戦争”にスポットライトを当てた物語である。』
                          「フジ公式サイト」より


10本のうち3本がペリリューの戦いだから…とありますが、ペリリューの戦いに重点がおかれているのは「ザ・パシフィック」の原作となった作品がユージン・スレッジ「ペリリュー・沖縄戦」であったからだと思んですが(笑)



ペリリュー・沖縄戦記 (講談社学術文庫)

ペリリュー・沖縄戦記 (講談社学術文庫)




ちなみに沖縄戦というと日本軍の民間人への蛮行が取り上げられることが多いが、日本軍の敢闘はすさまじいものであったことがあまりに知られていないことは誠に残念。関心のある方はジェームス・H・ハラス「沖縄シュガーローフの戦い―米海兵隊地獄の7日間」などを読まれたい。



沖縄シュガーローフの戦い―米海兵隊地獄の7日間 (光人社NF文庫)

沖縄シュガーローフの戦い―米海兵隊地獄の7日間 (光人社NF文庫)



私がペリリューを知ったのは「ペリリュー島玉砕戦―南海の小島七十日の血戦」だが、ペリリューでの激戦について知りたい方は必読だろう。



ペリリュー島玉砕戦―南海の小島七十日の血戦 (光人社NF文庫)

ペリリュー島玉砕戦―南海の小島七十日の血戦 (光人社NF文庫)




胸を突く激闘の数々。制海権、制空権なく武器弾薬も食料も水も無いという絶望の中で戦い抜いた日本軍将兵達の姿に戦慄を覚える。



NHKの「ペリリュー島 狂気の戦闘」には新たに発見された当時の鮮明なカラー映像が使用されていて貴重ではあるが、日本将兵の激闘を「狂気」と表現するNHKには多いに抵抗を覚えずにはいられないのである。



太平洋戦跡紀行 ペリリュー・アンガウル・トラック

太平洋戦跡紀行 ペリリュー・アンガウル・トラック




ペリリュー島のビジュアルな情報が欲しいと思い「太平洋戦跡紀行 ペリリュー アンガウル・トラック」(光人社)を購入。


それにしても南国の珊瑚礁のなんと美しいことか…その美景と凄惨な戦闘とがなかなか結びつかない。



私達は戦争の真実についてあまりに知らないばかりか、その無知のうえから様々なイデオロギーで迷彩されてしまっている。


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