芋ほり 月明かりの時間 ある登山者
本日は娘の幼稚園の芋ほり。
地元の方に丹精していただいた畑で子供たちが一生懸命にサツマイモを探すのは楽しい光景だった。
少し掘るだけで丸々太ったサツマイモがごろごろ出てくるので子供たちはすぐに夢中になった。
収穫すると300キロは優にあったのではないだろうか。
畑で焼きたての焼き芋を頂いた。
その美味しかったこと!子供たちも大喜びだった。
娘は4キロほどおみやげのサツマイモを持って帰ってきた。
参加した父兄には芋のツルを頂いたので夕飯にはサツマイモの天ぷらと芋のツルの煮物ができあがりました。
【あまり美味しそうに撮れていませんが美味しかったです】
【芋のツルの煮物。素朴な味わいでした】
子供に添い寝すると昏々と熟睡することがある。
たまに熟睡しすぎて夜中に眼が覚めることがあって、寝つかれないこともあるが
それが案外楽しい時間である。
電話も来客もなく、夜の深々とした空気のなかで日常から離れた時間を満喫できて楽しい。
大抵はヨガや瞑想や気功を行うのだが、昨晩も1時頃眼が覚めてしまい、3時頃までそうした行法に時間を費やした。
午前2時頃キッチンが余りに明るいので勝手口の外灯を消し忘れたのかと思って外に出ると煌々たる月明かりだった。暫し月を眺めた。
知人からこんな話を聞いた。
知人の先輩にあたる方が関東の名山にある神社の管理をされている。
その山は霊峰として知られ修験道の方が修行として登るのが常だったのだが近年の登山ブームで一般の方の登山がだんだんと増えた。
地元のある男性が再々この山に登山されるうちにこの霊峰に100回登山されることを発心され、とうとう満願された。そのことは地元で話題になり、全国ニュースでも取り上げられた。
それ以後、この登山者はまるで自分がこの山の主であるかのように振る舞い始めた。
神社の関係者や修験者達にも横柄な口を利くようになり、他の登山者にまで様々な指図をするようになった…
実にありそうな話であり、がっかりさせられるものがある。
古来、山全体が御神体や神域であることは決して少なくない。
(御嶽山について調べていたら昔は100日あまり精進潔斎した者でなければ登山を許されない山であったという。)
神社、仏閣、パワースポット、遺跡、墓域、…
そのような場所は世界中にあるが、自身の浅い興味だけでそれらに近づき、塵界の空気や自己の欲心を持ち込むことは慎むべきではないだろうか。
人間はいよいよ畏れをしらなくなりつつある。
いつかそのことへの反省を厳しく促されることがあるかもしれない…と感じることがある。
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