柿の葉　剛力彩女引退　所有者　笑えるサイト

【兼務寺院“多禰寺”の境内。ほんのり紅葉しています。】

老僧が兼務寺院の境内から柿を収穫して帰ってきた。

今年は柿が豊作のようである。

友人のSNSに柿の葉の写真が載っていた。

全体が鮮やかな朱を帯びた赤色で少しグリーンを帯びたところや、黒や灰色の斑が入ったようになっている。この時期の柿の葉の美しさは格別のものがある。自然の造形の妙を感じずにはいられない。

夕方、草刈少々をしたあと、ブロワで刈った草や落ち葉を処理したが、考えてみれば後数日で超大型台風がくる。かなり無駄な時間を費やした気がする。

2年あまり山寺で薪割りを担当してくれた手動式薪割り機『剛力彩女ちゃん』（愛称）が作業不能なほど破損してしまい引退されることになりました。細腕で何トンもの薪を割ってくれたことに感謝申し上げます。

【健気に働いていた頃の元気な彩女ちゃん（回想）】

数日、パソコンの処理のことで頭を悩まし、いくつものソフトをインストールしたり、サイトを調べたりしていたがひとつの問題はようやく解決した。

数日前にパラマハンサ・ヨガナンダの「所有するということはそのものに所有されることである」という言葉を紹介したが、パソコン、インターネット、携帯電話…一見すると莫大な利便性をもたらしているようにみえる存在も見方を変えれば私たちを大きく束縛しているように感じられる。

それらはまるで忠実で恭しい万能の召使のふりをして実は人の良い（間抜けな？）主人を欺いているのかもしれないのだ。

本日は兼務寺院に遠来の信者さんが来られて本堂で歓談した。

古い本堂の内陣を見ながら話していると、自分がお寺に所有されている…とふと思った。古い伽藍や文化財などに囲まれながら、毎日のようにその心配をしている自分はやはりそれらに所有されているのだと。

久々に楽しいサイトを見つけました。

お閑な方はご笑覧くださいませ。

　
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