忙中閑あり 怪しい電話その後のその後 ヨーガの本

少々忙しく3日ぶりの更新である。




一昨日は大阪の国際会議場で行われる霊場会のイベント設営のため大阪中ノ島へ。




設営終了後、最終列車で東舞鶴に戻る。











昨日は松尾寺の年中行事である観音講に出仕。




天候にも恵まれ矢を射て結界を張るという役を無事終えることが出来ました。



放った矢は参拝者が拾って届けると立派な破魔矢に交換して授与してもらえるのだが、1本の矢を勢いあまって境内の裏山の奥深くに射てしまったのが唯一の心残り…



あの矢はどうなったことやら…



本日は兼務寺院の年中行事である八十八ヶ所巡り。



昨日の法要では控え室で他のお坊さんと「行事の参拝者も減少しているし高齢化も著しい」とか話していたのだが…


本日の八十八ヶ所巡りの参加者は…



2名…少なっ…



来年からは中止になるそうな雰囲気である。









最近娘が…



「『ハウステンボス』行きたい!」



というのである。



どこで『ハウステンボス』など覚えたのか…




いや“黒幕”がいる予感が…




とりあえず…



「『舞鶴ハウス』じゃダメかな?」


とはぐらかす父…




あそこの料理は結構美味しいのだが。








どう考えても詐欺的なにおいのする電話の後に小判のカタログが届いた。



念のためカタログの会社を検索すると東京の店舗がヒット



もしかしてまっとうな会社のカタログか?と思いながらこの会社のHPを観ると…




『当社の名前を騙ったカタログによる投資詐欺が発生しておりますが、当社とは無関係ですのでご注意ください』



さらにカタログの住所を検索すると今度は警察の資料がヒット。




特殊詐欺の事例として当該のカタログの写真が載っていました…




完全にクロ。真っ黒…








本日密林の古書から4冊届く。



「ヨーガの思想」「体が硬い人のためのヨガBasic Lesson」「奇跡の飛行艇」「真言密教の霊魂観」



ヨーガの思想 (講談社選書メチエ)

ヨーガの思想 (講談社選書メチエ)


「ヨーガの思想」



著者の専門はインド文化史、宗教史である。(「ムトゥ踊るマハラジャ」のなどの人気映画の字幕も手がけている)


「豊穣にして混沌たるインド思想を通底する」特異な身体観と哲学的思弁…


おそらくヨーガの思想のかなりの部分が仏教の影の部分になっているであろうと思われる。


ヨーガと仏教というのは大変に興味深いテーマだが、本書の話題はヨーガの歴史的起源、ヨーガの古典、近代のヨーガの再発見、近年のヨガブーム、自身のヨーガ体験記…実に幅広い。


身体や呼吸の制御により精神の開放を目指すというヨーガの思想は現代人が抱える精神と肉体の虚の部分を大きく埋めてくれると感じている。




体が硬い人のためのヨガ Basic Lesson

体が硬い人のためのヨガ Basic Lesson


「体ガ硬い人のためのヨガBasic Lesson」



こちらは前著とうってかわって具体的なヨガのレッスン。


普通のヨガ本は綺麗めのお姉さんの写真と解説というのが主流だが、本書はイラストと懇切丁寧な解説。



久しぶりにめぐり合った良きヨガ書である。



著者は沖正弘氏のヨガをベースに野口体操、フェルデンクライスなどの身体哲学を加味し、自身は八光流柔術も修める。



実に視野が広く深い。


しかも深い内容を実に分かりやすく説いている感があってなかなかできないことだと思う。



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