ガンダムと僧侶 法事というもの 肩こり解消法

夜半の風の音は凄まじいようで冬の嵐のようであった。



昨日から時折寒風の中に白いものが混じる。



今年の冬は雪が深いであろうかと案じられる。



【あのアッガイさんがぞろぞろ出てこられます】




機動戦士ガンダム サンダーボルト4」を読んでいたら連邦、ジオンに次いで南洋同盟なる組織が登場。



これがどうも仏教に帰依している宗教色の強い集団(小乗系仏教?)らしい。




ガンダムのストーリーの仲で袈裟を着た集団が出てくるとは驚きである。




僧侶が真言みたいのも唱えていたが梵字らしきものが…



読めませんでした(恥)



ただ太田垣氏の絵のシャープさ、ガンダム的世界観への深い共感と新しいアイディアの投入、どこかヒリヒリするような人間像…



実に実にお見事であります。



そのうち袈裟を着たお坊さんに是非、モビルスーツを操縦させてほしい。










昨月に何件かの法事をお受けしたが、いろいろと感慨深く、考えさせられるものがあった。




最近は施主さんが実家に不在のことも多く、施主さんが法事のたびに沖縄から飛行機で帰ってこられるという場合すらある。



親族の方も同様で京阪神はもとより九州、関東から集まられることもしばしばである。




数日前の法事では女性の方から「九州から1000キロ車を飛ばしてきました」と伺った。



葬儀は人生の一大事であるが、法事も単に故人を供養するだけにとどまらず



故人とのつながり、ご先祖様とのつながり、菩提寺とのつながり、家族親族同士のつながりを深めるうえではとても大切な行事になっている気がする。



「法事でしかお逢いしませんね」という挨拶を頻繁に聞くが




縁故の人々が遠く離れて暮らすようになった時代に、故人への供養を通じて
つながりのある方々が故郷に集うということは大変に大きな意味を持っているのではないかと思うことがある。




『法事の現代的な役割』であろうか。葬儀の場合、やはり親しい方がなくなった心の痛みが大きい。亡くなってから年月を重ね、心が穏やかさを取り戻した中での集うことはとても大切なのではないだろうか。



そして故人への供養もそうした親しき人々のつながりのなかでより一層深められる気がする。




法事を行うには時間もお金も労力もかかるが



それでも、離れて暮らす家族や親族が自分の生家に会して語りあう姿を拝見していると




本当に素敵なことだし、大事なことだと実感する。








お勤めの後で一緒にお膳につかせて頂き食事をすることもあるが、親族の方と打ち解けては話をする。



檀家さんとは長いお付き合いが続いていることが大半だが




その家の歴史とでもいうべきものについは初めて伺う話も多い。



時に法事の時と場所でしか聞けないような実に深い人生経験を語っていただけることもある。




こちらもお勤めのお経や宗派についてご質問を受けることがあって、やはり仏教を知って頂く良い機会だと感じることが多い。




そういえば昨日の法事でお茶をついで頂いた女性に



「ブログ読んでますよ」と声をかけて頂いた



よくよく伺ったら娘のファンとのこと…




時々は娘も登場させなといけないらしい。





【遊んでいるのは“鬼柚子”】




【劇的に…とは行きませんが結構楽になりましたのでおススメです。】


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