ゾクゾクする映画 オカマ野郎

 







11月の終盤、少し疲れを抜きたくなって「エクスペンダブルズ2」のDVDをレンタルした。




レビューに“筋肉祭り”とか“野郎祭り”とか書かれてあったが、ゴツイ男がわんさか出てきてひたすら痛快にストーリーが進んでいく。



出演者は豪華、悪役まで豪華、豪華テンコ盛である。



シルベスター・スタローンブルース・ウィルス、アーノルド・シュワルツネッガー、ジェイソン・ステイサムジェット・リージャン=クロード・ヴァン・ダム



イクラ丼に伊勢海老、大トロ、タイ、ウニも載せてみました…みたいな感じ?




11月の繁忙期の疲れをとるつもりで映画をみたのだが、


映画を見終わると同時にやたらと背筋が寒くゾクゾクするし、喉も痛い、鼻水は出る…



突然に風邪の初期症状が出始めていることに気がついた。



緊張が一気にゆるんで一ヶ月分の身体のひずみがドカッと出てきたらしい。



慌てて身体をリカバリーするほうにもっていったら風邪を引かずにすんだが、映画1本で風邪になりかけるというのは初めての体験でちょっと面白かった。



身体というのは微妙にバランスをとっていてそれを一気に変えようとするのは無謀であるらしい。そのバランスもメンタルの要素がかなり大きいということがよく分かった。





トラック野郎 男一匹桃次郎 [DVD]

トラック野郎 男一匹桃次郎 [DVD]





高倉健氏に次いで“トラック野郎”菅原文太氏が逝去された。




ところでこの野郎という言葉は本来、女性的なニュアンスを含む言葉である。










江戸時代の歌舞伎、売春、男娼などが絡んでいる言葉なのである。



本来の「野郎」の意味は、いまでいう『オカマ』であろうか。
(「野郎」に対する言葉が「女郎」である)



男に対して『オカマ』(女性的)というから罵倒なのであるが、いつの間にか





野郎=<ワイルド>=<男性的>



という真逆の使い方が定着してしまっている。




「トラック野郎」とか「白バイ野郎」というのは元の意味を完全に逸脱していることになる。





小学生の頃見たイギリスの喜劇映画のタイトルは「素晴らしきヒコーキ野郎」だった。ちょっと懐かしい…(この映画には石原裕次郎まで出演していた)








「この野郎!」などというのは今でも使う言葉だが、考えてみると江戸時代から続く罵倒の表現なのである。







そう考えると「オカマ野郎」などという表現は完全に間違った使い方になるのだろう(笑)




マツコ・デラックス氏を始め、現代には女性的な男性が大勢闊歩しているが、それはどのような意味があるのだろうか。



デラックスじゃない

デラックスじゃない





【伊勢海老といえば…伊勢海老が民宿の敷地内で脱皮するという珍しい映像】



    ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)






.