質問2題 <田舎>へ ペリリューの英霊
昨日、新聞を読んでいた老僧から…
「マクドナルドとは何を売っている店だ?」
聞かれた。
今朝は…
「フライドポテトとはどんな食べ物だ?」
と聞かれた。
連日、マックの食品に異物混入が報道されているかららしい。
もちろんきちんと説明させて頂きました。
ちなみに「ハンバーガー」はご存知でした。
昨日は娘をつれて大飯にある温泉施設へ。
原電のおかげなのだろうが大きなお風呂に300円で入浴できるのである。
帰りにコンビニによったら「妖怪ウォッチ」のお菓子を買わされた…
パチモンの妖怪ウォッチがおまけにについていた。実物は入手困難とのこと。
先日は娘と「妖怪ウォッチ」の映画へ。
当地の八千代館という映画館はいつ行って心配になるくらい入場者が少ないが、「妖怪ウオッチ」映画版の初上映の日はものすごい数の入場者だったらしい。
映画を見ていて印象に残ったのは<田舎>というものの捉え方である。
最近の映画やアニメにはよく<故郷><田舎><古民家><生家>といったものが登場する。
多くの場合、それらが人々の心を回復させる大切な要素になっている。
私も古民家のカフェに行ったりするととても心癒されるものがある。
しかし、当の田舎に住んでいる人達の多くは自信を失い、都会に憧れ、経済的にもきわめて困難な問題がおきつつある。従来のコミュニティが瓦解寸前の地域も多い。
<田舎>は甦るのだろうか。
それは日本のこれからの軌跡そのものと大きく関わっている。
当地に帰って10年あまりになる。
そして地域について知れば知るほど日本の<田舎>が力強く再生することを願ってやまない。
ペリリュー島玉砕戦―南海の小島七十日の血戦 (光人社NF文庫)
- 作者: 舩坂弘
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元日、産経紙で1面にペリリュー島のことが特集されていて嬉しくなった。
ペリリュー島はパラオ諸島に属する島嶼だが、第二次世界大戦の一大激戦地となった。
日本の守備隊は圧倒的な戦力の海兵隊を一時撤退させるほど奮戦し、最期は壮烈な最期を遂げた。文字通りこの島を死守したのである。
近年、硫黄島が取り上げられることが多いが、まだまだ知られていない激戦地は数多い。
日本人はもっと歴史の真実を知り、歴史を直視すべきだと思う。
そして亡くなった英霊にもっともっと心を向けるべきだと思う。
- 作者: .
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学研に「歴史群像」という雑誌があり、古今東西の戦争、紛争にみられる戦略、戦史、兵器、について様々なテーマをあつかっている。
密林の古書で2009年8月号(No.96)と同年10月号(No.97)を購入。
どちらもペリリュー島の記事が載っているのである。
8月号は約20ページの記事であるが、「ペリリュー島玉砕戦」などを読んでも理解できなかったペリリュー島の地理や陣地、作戦行動の推移などが分かりやすくまとめられている。
また同じ号に「日本陸軍の対上陸戦術」という検証記事がある。
第二次世界大戦の島嶼戦では日本軍が上陸する米軍を水際で迎撃しようとして短期日に殲滅されるというパターンが多いように思う。
素人目にもあまりに不合理に見えるが、そうした戦術がとられて背景、歴史的な推移などにも触れている。
またペリリュー島の数少ない生還者の1人である土田喜代一氏のインタビューもあって貴重である。
同10月号は10ページほどの記事だがペリリュー島の探訪記である。
ペリリュー島の現在の様子を伝える貴重な写真が多数掲載されている。
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