薪ライフ 古代史へのいざない 夜の女王のアリア 



鹿の食害で立ち枯れた合歓の木が沢山あったので、最近はその合歓の木でお風呂を焚いていた。





昨日、庫裏から離れた場所に薪が少々残っていたことを思い出してその薪でお風呂を焚いたら、普段と全然お湯の感触が違う。




合歓の木は立ち枯れといっても湿度を多分に含んでいたらしい。昨日の薪は樫が主で1年以上乾燥させていた。








恐らく薪の素材と乾燥の度合いの違いなのだろうが、そのことがはっきり感じられた。





自分の体調のせいかもしれない…と思って妻に尋ねると、妻もお湯を柔らかく感じたという。





灯油のボイラーで沸かしたお湯と薪で沸かしたお湯には明らかな違いを感じるが薪の種類や乾燥の度合いまで身体にはっきり感じられるというのは興味深い。






昨日は身体がいつまでも温かく、軽やかに感じた。










ヒノキ化粧品という会社が「EPTA」という雑誌を刊行されている。




【EPTA】http://www.hinoki.co.jp/epta/




舞鶴 岸壁の記憶”という特集のために舞鶴各地を取材され、少々取材のお手伝いをした。




出来上がった雑書を拝見していて興味深い記事が眼についた。





大浦半島の成生(なりゅう)には鳴生神社があり、明治に改名するまでは大将軍神宮とよばれ、「丹後風土記」にも記述が見えるという。





そこにまつられているのは祟神天皇の子である日子座王(ヒコイマスノミコ)であり日子座王はこの地に逃げてきた盗賊を退治したという…





日子座王の征伐は松尾寺のある青葉山にも伝わっていると同時にさらに時代を下った麻呂子親王の討伐のとも大いに関わる。









日子座王、麻呂子親王源頼光という3つの討伐譚が大江山の鬼退治を始めとする様々な伝承へと形を変えてゆくが日子座王はその原型になった可能性がある。









第10代天応崇神天皇は北陸・東海、西海、丹波四道将軍を派遣し軍事的な統一を強化した。そして崇神天皇は歴史的に実在した初めての天皇ともいわれている。そのことは日本史にとって大変に大きな意味をもっているはずであり、歴史という巨大なパズルのピースが身近にあったことに少しワクワクした。





歴代天皇全史―万世一系を彩る君臨の血脈 (歴史群像シリーズ (69))

歴代天皇全史―万世一系を彩る君臨の血脈 (歴史群像シリーズ (69))

【手元にあるとなかなか便利な本である】










Youtubeで見つけたディアナ・ダムラウの「夜の女王のアリア」が素晴らしい。




喉をまるで楽器のように鳴らして歌うソプラノに聞き入っている。





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